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2009/09/30

今日の一曲:第三四半期編

Ppm
( For the memory of Mary Travers )
はむちぃ: 昨日に続きまして「今日の一曲」のまとめでございます。
ゆうけい: 「今日の一言」に左右されずに選ぼうと思いつつも、ついつい「今日の一曲」はそれにリンクした題名の選択に終始してしまいましたね。おそらく今後もこういう形で進んでいくと思います。たまには全然関係ない曲も入るかもしれませんが、ビックリしないで下さいませ。

1: 英国編

2009.07.16 Here, There, and Everywhere / The Beatles (Revolver)
2009.07.26  Farmer's Daughter / Fleetwood Mac (LIVE)
2009.07.28 Manifesto / Roxy Music (Manifesto)
2009.08.06 Nobody's Fault But Mine / Led Zeppelin (Presence)
2009.08.22 She's A Woman / Jeff Beck  (Blow By Blow)
2009.08.24  Notorious / Duran Duran (Notorious)
2009.08.29 Changes / David Bowie (Hunky Dory)
2009.09.04  Good Times Bad Times / Led Zeppelin ( I )

は: 今回の英国編はもろにご主人様のツボにハマるチョイスとなりましたね。
ゆ: いやあ、題名優先で選んだ割には良い選択だなあ(笑。Led Zeppが二曲も入っていたとは気がつかなかったですね、やっぱり好きなんだなあ。

2: 米国編

2009.07.03 Empty / Ray LaMontagne (Till The Sun Turns Black)
2009.07.09 Hold On Hold Out / Jackson Browne (Hold Out)
2009.07.19 Total Eclipse Of The Heart / Bonny Tyler (Faster Than the Speed of Night)
2009.08.02  Love Is Blind / Janis Ian (Aftertones)
2009.08.10 Shelter / Corrinne May (Beautiful Seed)
2009.08.15 What Are You Doing The Rest Of Your Life? / Barabra Streisand
2009.08.20 I Heard A Rumor / Bananarama
2009.09.07  Faster / Rachael Yamagata ( Elephants...Teeth sinking into heart)
2009.09.13  Till The Sun Turns Black / Ray LaMontagne ( Till The Sun Turns Black )
2009.09.13  Don't Do It! / The Band (The Last Waltz)
2009.09.18  Where Have All The Flowers Gone? / Peter Paul & Mary

は: 英国ロック命と言いつつ、やっぱりいつも米国ロック・ポップ・ジャズからの選択が一番になりますね。
ゆ: 物量の差ですかね(苦笑。それとRachael YamagataとRay LaMontagneにはまっているのが大きいですね。
は: 秋にはノラ・ジョーンズ様の新譜も出る事ですし、アメリカメインの傾向は続くでしょうね。
ゆ: そうですね、楽しみです。あと一言付け加えておくと、今回一番印象に残っているのはThe Bandの演奏。ラスト・ワルツの時のものなんですが素晴らしいですね。やっぱり偉大なバンドだったと思います。

3: プログレ編

2009.07.01 I'm Jim Morrison I'm Dead / Mogwai (The Hawk Is Howling)
2009.07.12  Astroboy (And the Proles on Parade) / Buggles (The Age Of Plastic)
2009.08.09  Enola Gay / Orchestral Manoeuvres In The Dark (Organisation)

は: いきなりMogwaiで始まったので今回は多くなるかと思ったのですが。。。
ゆ: もうちょっとあったと思ってましたけどね、OMDなんかは満を持して投入したんだけどなあ(^_^;)。

4: 日本編

2009.07.06 戦争は知らない / カルメン・マキ
2009.08.03 空へ / カルメン・マキ&OZ(「III」)
2009.09.01 船を出すのなら9月 / 中島みゆき (生きてもいいですか)
2009.09.11  Sweet Rosemary / 鬼束ちひろ (LAS VEGAS)

は: カルメン・マキ様のライブに出かけられただけあって2曲登場しております。
ゆ: かぶりつきでみただけにかなりのインパクトでしたね。欲を言えばきりが無いけどOZの頃にも見たかったなあ。

5: クラシック編

2009.07.22  グレの歌 / シェーンベルク (Ozawa and Saitoh Kine Orchstra)
2009.09.16 Mahler Sym No.2 (The Resurrection) / Bernstein &LPO
2009.09.23  Dvorak Symphony No.9, 4th mvt / Toscanini and NBC Symphony

は: 今期はジャズがなくてクラシックが3曲でした。
ゆ: ジャズがないのには驚きましたね。いずれにしても「今日の一言」に絡めるとちょっとこの二つの分野は減っちゃいますね、残念ですけど。

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2009/09/29

今日の一言:第三四半期編

Sayo45
(兵庫県佐用町水害レポートより)
はむちぃ: 皆様こん**は、はむちぃでございます。9月も押し詰まりまして恒例の「今日の一言」を振り返る企画でございます。
ゆうけい: こんにちわ~、とギャグを飛ばす余裕もなくバイオリズム最低のゆうけいどすどす。
は: しっかりこんにちわ根岸だけはやっておられるような気もいたしますが(-.-)。ではさっそく参りましょう。

1: 政治編

2009.07.01  故人献金?(鳩山民主党代表)
2009.07.06 兵庫知事選はベタ凪で行く気もおきず
2009.07.16 ヤッシー、今度は「尼ですわ~」(田中康夫兵庫8区から出馬宣言)
2009.07.28 民主党のマニフェストもなんだかな~(阿藤快風)
2009.08.15 真紀子様旦那引き連れご入党(夫婦で民主党入党)
2009.08.29  いよいよ、と言うよりは、とりあえず政権交代って感じですか(30日総選挙)
2009.09.01 いよいよ船出ですな、300人以上乗るとはね~。

は: 何と申しましても今期最大の出来事は衆議院選挙での民主党圧勝、政権交代でございました。今日の一言も今回はそれがらみが多うございました。
ゆ: 前回はコイズミ劇場で分かりやすかったですが、今回は何で民主党にあれだけの風が吹いたのか、どうもいまだに良く分からんのですけどね。
は: 民主党にも小沢様、鳩山様ともに献金疑惑などの失点もありましたのにね。
ゆ: 前回が「郵政民営化是か非か」という単純な選択を国民に強いた事に国民が快感を感じたのだとすれば、今回は「政権交代させる?させない?」という選択に国民側から積極的に乗ってきた、という雰囲気的圧勝だったような気がしますね。
は: 早速色々と不協和音や抵抗の声も聞こえてまいりますが、これだけの信任を得た以上は政官協力して頑張って欲しいものでございます。

2: 時事ニュース編

2009.07.03 なんちゃって手術とは言語道断(怒(奈良県山本病院事件)
2009.07.19  トカラ方面にゲリラ上陸情報あり!(皆既日食を前に無断上陸増える)
2009.08.10 水害お見舞い申し上げます。(兵庫西部大水害)

は: 3つのうち2つが自然現象に関する話題でございますね。
ゆ: 兵庫県西部大水害は身近で起きて、友人も被害にあわれただけにショックでした。
は: 一日も早い復興を願っております、と軽々に言えないくらいUENO様のHPの記録は衝撃的でございました。
ゆ: 民主党の公共工事の無駄をなくすというマニフェストには一定の整合性、合理性を認めますが、佐用川治水を怠ってきた結果としてのこの被害を是非今後の教訓にしていただきたいと思います。

3: 芸能・文化編

2009.07.09 拓郎大丈夫か!?
2009.07.26  祝DASH村10周年
2009.08.02  ザブングルの加藤、超美人と結婚、悔しいでっす!じゃなくてオメデト!
2009.08.06 全部他人のせい、がロッカーの言うことかよ(押尾学)
2009.08.20  Banana = DQN?(よしもとばななブログ炎上)
2009.09.14 「カムイ外伝」の主題歌があの下品な。。。(ショック
2009.08.24  日テレさん、信頼回復したいなら偽善チャリティもそろそろ終わりにしたらどうですか?(バンキシャ検証番組放送)

は: 今期の芸能ニュースは押尾学・酒井法子の薬物濫用事件に席巻された感がございました。
ゆ: 押尾学の件は人一人が死亡しているのにどうも不可解な経過をたどりましたね。ノリピーの次はエリカ様とか追っかける前にこっちを徹底追及する勇気のある報道番組は出てこないもんですかね(苦笑。
は: 報道番組と言えば「バンキシャ!」のやらせ事件の総括がございましたが。
ゆ: 昨日なんかはそんな事微塵も感じさせずにお菊さんの降板を偲んでおりましたけどね(笑。まあ、イモトがマラソン3回分走れば日テレの総選挙視聴率が上がるんですから、その程度の国民性が産んだやらせなのかもしれませんね。

4: 訃報・鎮魂編

2009.07.22  若杉弘氏のご冥福をお祈りします
2009.08.03 古橋広之進先生のご冥福をお祈りします
2009.08.09  鎮魂8・6&8・9
2009.09.11  鎮魂9・11
2009.09.18  マリー・トラバースさんのご冥福をお祈りします

は: 若杉様、古橋様はもうご高齢であられましたゆえ、大往生なさったと申し上げるべきでしょうか。
ゆ: 古橋氏はローマの国際大会随行中に御亡くなりになり、全世界の水泳関係者・ファンからの哀悼の意を受けておられましたね。老害とか揶揄されておられた時期もあっただけに、いい死に場所を見つけられたような気がします、合掌。
は: 9.11に関してはTV局が二つの関係する映画を放映いたしましたね。
ゆ: どちらも観ましたが、おそらく我々は全ての真実を知らされていない、という事だけはおぼろげに分かりました。そしてその犠牲になった人々の無念の思いの痛切さもね。

5:スポーツ編

2009.08.22  あれで女ならそれはそれで問題だろ(南ア選手性別疑惑)
2009.09.04  いよいよラグビートップリーグ開幕です!
2009.09.07  ICHIRO、大リーグ2000本安打おめでとう!

は: 性別疑惑の南アのセメンヤ選手は両性具有というオーストラリア誌のスクープがございましたが、まだ正式発表はないようでございます。
ゆ: あれが真実ならXY染色体で精巣があるアンドロゲン不応症なんでしょうね、メダルの扱いの難しいところです。また本人にとっても精巣除去手術を受けなければ女子選手と認められないわけで、気の毒だけれど選手生命は終わりかなと思います。いずれにせよ、国内大会で南アフリカ陸連が疑ってしかるべきだったと思います。
は: そしていよいよラグビーの季節でございますね。
ゆ: 神鋼は開幕戦こそサントリーと引き分けたんですが、それ以後も攻撃力の弱さを露呈しています。一方のサントリーが攻め手がきっちりとしていて余裕で勝ち続けているのと対照的ですね(涙。まあいずれにせよ、各チームのレベルが拮抗してきて面白いシーズンになると思います。

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2009/09/26

火天の城

Katen
はむちぃ: 本日の映画レビューは織田信長の最後の居城・安土城をつくった職人たちの物語「火天の城」でございます。
ゆうけい: 時代劇と言えば「飯綱落とし」を修行していたはむちぃ君は早く「カムイ外伝」を見たいでしょう(笑。
は: もちろんでございますが、前田有一様から「30点、今週のダメダメ」と烙印を押されてしまいションボリでございます。まあそれはそれといたしまして、この映画は城造りという珍しい題材でございますね。
ゆ: 探偵ナイトスクープに西田敏行局長がなんと嘉田由紀子滋賀県知事を引っ張り出すという力の入れようですからね、家内も是非見たいと言うもので、見てまいりました。

『 2009年日本映画、配給:東映

山本兼一が戦国時代の名工・岡部又右衛を描き、第11回松本清張賞を受賞した同名小説を映画化。天正4年、熱田の宮番匠・岡部又右衛門は、織田信長から安土に五重の城の建設を命じられる。又右衛門は即座にその命を即座に引き受けるが、城造りを指揮する総棟梁の座を名だたる番匠たちと競うことになってしまう。総棟梁の座を掴むため、城の図面作りに没頭する又右衛門だったが……。

監督:田中光敏
脚本:横田与志
原作:山本兼一
キャスト:
西田敏行、福田沙紀、椎名桔平、西岡徳馬、渡辺いっけい、寺島進、山本太郎、石田卓也、河本準一、大竹しのぶ 他』

は: 従来の時代劇と異なり、武士や忍者ではなく、信長が見込んだ熱田の宮大工・岡部又右衛門を中心に描いてなかなかの力作でございました。
ゆ: そしてこちらは史実として、できてからたった三年で消失した幻の巨大城である事を知っていますから、織田信長の天下の儚さをも知っているわけで、なかなか感慨深いものがありましたね。
は: 建築現場の俯瞰や、正確な情報のない安土城を視覚化したその映像には息を呑む思いでございました。
ゆ その辺のVFXは見事なものがありました。建築現場の壮大さと無数の働く人々の描写は「ロード・オブ・ザ・リング」の最終話を思い出させるほどの出来栄えでしたね。そしてラスト・シーンの、3年の歳月を費やして完成し信長がライトアップさせた城のショットにはさすがに感動しました、まああれだけでも映画館の大画面で見る価値があるんじゃないでしょうか。

は: さてストーリーに戻りますが、棟梁の西田敏行様の設計・建築への熱意と艱難辛苦を軸に様々な人間模様が綾なして描かれております。
ゆ: 「この安土の山一つを城にせよ」という椎名拮平の台詞がトレイラーで散々流れておりましたが、たったの三年で建てるように命じられちゃ西田敏行もたまりませんね(笑。それにしてもCADCAMのない時代。墨と和紙、定規、算盤であれだけの城を設計し完成させた日本の木工技術のレベルの高さを再認識いたしました。
は: その3年間の苦労の中でも、親柱となる檜の巨木を敵国である木曾に出向いて探し出す苦労、石工頭が祟りを恐れて動かしたくない三万貫の蛇石を築城奉行の命令で無理矢理運搬させられる事になった際の大事件の二点を中心に描かれてまいります。
ゆ: この二点に絞ったのは構成上正解だったと思いますし、見応えがありましたね。西田敏行の気概に惚れこんで命を賭して大雨の日に巨木を切り出した杣人頭緒形直人の最期には思わず目頭が熱くなりました。が、、、それ以外の泣かせどころが無理矢理であったり、展開の間が悪かったりで正直言って全体を通していえばイマイチつまらなかったですね。
ゆ: 西田敏行を支えた妻大竹しのぶの病死や、敵国の忍びであった水野美紀と彼女に惚れ込んでいた大工の悲惨な最期などでございますか?
は: そうですね、その辺の処理がどうもうまくないですね。もっと感動していいはずの場面がやけに軽いんですよ。これはカット割の間の悪さであるとか、細部の演出の不足であるとか、各シーンのつながりの悪さであるとか、原作を読んでいないと分からない機微の説明不足であるとか、要するに脚本・演出の責任でしょうね。

は: 裏を返せば俳優陣は頑張っていたと言えましょうか。
ゆ: 何しろ主演が西田敏行さんですからねえ(笑。そこまで気張ったらまた心筋梗塞再発しますよ、と言うくらい頑張ってましたね。信長を演じた椎名桔平に関しては家内はあまり良くなかったといってましたが、私は良かったと思いますね。その他も男優は芸達者のおっさんじいさんばかりですからね、見事に濃い演技を見せてくれました(苦笑。

は: 女優陣はいかがでございました?
ゆ: それを言わせますか(爆。。この映画の最大の問題なんですけど。
は: 大竹しのぶ様や水野美紀様は安心して見ていられたと思いますが。。。ということはやっぱり福田沙紀様でございますか。
ゆ: で・す・ね。まるで現代人があの時代にタイムスリップしちゃったような台詞と演技で一人見事に浮いておりましたね。
は: 時代考証をしてはいるんでしょうけど「とうさん」はないんじゃないかと私メも思いました。
ゆ: まあ言っちゃ悪いけど見事なミスキャストでしたね。彼女はやっぱりヤッターマンのような役柄で押していくべきでしょう。
は: 田中光敏監督は「化粧師」では菅野美穂様、池脇千鶴様をうまく使われておられましたのにね。
ゆ: まああれは大正時代の物語で漫画原作という事もあってうまく成立していたんでしょう。やっぱり最近の監督は若手女優に甘すぎますよね、本当に本人が時代劇をやりたかったのならもっと徹底的に演技指導するべきだったと思います。黒澤明監督なら多分10kgくらい痩せさせるくらいの指導をしてますよ、きっと。

は: では最後に一言お願いいたします。
ゆ: こう言う真面目な映画はなかなか貶しにくいのが難点ですな(苦笑。まあ監督・脚本家の力量不足を俳優の演技とVFXで補った映画でしょう。
は: と厳しい意見もございましたが大画面に耐えうる壮大な時代劇ではございます。時代劇ファン・城ファンの方はぜひどうぞ。

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2009/09/24

Box Emotions / Superfly

Box Emotions
  最近巷で大騒ぎなのがビートルズ・ボックス・セットとSuperflyの2nd album「Box Emotions」。Boxつながりですな(笑。てな冗談はさておいて、抜群の声量と歌唱力を持つ越智志帆の事は以前から気になっていたのでそちらを聴いてみました。

1. Alright!! 
2. How Do I Survive? 
3. Searching 
4. My Best Of My Life 
5. 恋する瞳は美しい 
6. やさしい気持ちで 
7. 誕生 
8. Bad Girl 
9. See You 
10. 春のまぼろし 
11. アイデンティティの行方 
12. Hanky Panky 
13. 愛に抱かれて

 1の「Alright!!」からパワー全開、徹頭徹尾脅威のハイテンション。13の「愛に抱かれて」で漸く大人しくなって、一応こういう曲も入っていたかとほっとしました(笑。それまでの12曲中にバラードも無いわけではないんですが、それでさえ朗々と歌い上げるその歌唱に加えてバックのインストも尋常じゃない。まるで昔のハードロックの世界ですな。そう言えば2の「How Do I Survive?」のイントロなんて、まんまストーンズのキース・りチャーズじゃね?

 そのハイテンションに録音がJ-POPですから、 音圧バリバリ。DG-38でレベルを自動調整してあるからいいものの、ほっときゃサチュりまくりでしょうな。アナライザ画面みても始めから終わりまでエアーズロック状態(笑。ずーっと殆どの帯域で-20~-10Hzをキープしております。

 とまあ、ちょっと否定的な事を長々と書いてしまいましたが、彼女の歌唱力の凄さは素直に認めざるを得ません。ちょっと変な喩えですが、阪神の藤川投手を思い浮かべてしまいます。彼がクローザーとして9回をあの剛速球で締めくくるのは阪神ファンにとってはこの上ない快感です。球場で生で見れば更に感動するでしょう。それと同じように、彼女の曲を一曲だけとって聴いてみればどの曲も完成度は高いし、ライブはおそらく鳥肌モノの感動が得られるでしょう。
 が、アルバムとなるとこれはやはり全体としての出来で評価されるべきであり、いわば先発完投型のピッチングを要求されるわけです。緩急や球種の多彩さ、そしてペース配分を考えないといけない訳で、そういう意味においてこのアルバムはまだまだ一本調子であり、ダルビッシュ杉内の域には達していないと感じます。

 喩えを歌手に戻してみます。おそらく彼女のようなタイプの歌手が一つの目標にしているであろうジャニス・ジョプリンの代表作「Pearl」を例にとってみましょう。彼女の本来の持ち味である「Move Over」のような熱唱型の曲がやはり多数を占めていますが、その合間にギター一本をバックにうまく力を抜いて歌うカバー曲「Me And Bobby McGee」や、愉快なコーラス曲「Mercedes Benz」なんかが絶妙のアクセントをつけており、アルバム全体として楽しめる作品となっています。
 iTunesなどで好きな曲だけDLできたりデジタルプレーヤーで好きな曲だけ聴けたりする現在ではそのような価値観jはもう古いのかもしれませんが、願わくばSuperflyにもそのような緩急をつけたアルバムを今後は期待したいところです。

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2009/09/23

倉敷

Oharamuseum2
(大原美術館)
 さて、1000円で行く岡山紀行2回目は倉敷です。目的はずばり大原美術館。過去にいろんな展覧会で「大原美術館蔵」の作品は目にしていましたが、本家にまだ出かけた事がなかったのです。いつかは一度と思っていたのですが、高速休日千円とtakiさんの記事に背中を押されてしまいました(笑。

Tiboli  山陽道途中で二つ続けてトンネルの出口で事故っていて少々の渋滞はあったものの、ほぼ予定時刻に到着できました。空いていそうなJR倉敷駅の北側の駐車場に入れました。
 北側と言えば左写真のチボリ公園跡地。昨日の「ドイツの森」はもちろんドイツですが、こちらはデンマークを模したテーマパークでした。駅から直ぐの立地でとても綺麗な景観なのに潰れてしまって残念です。ハウステンボスがオランダ、パルケ・エスパーニャがスペインと、日本にはいろんな国がありますが(笑、どこも経営は苦しいようですね。ハウステンボスは立地上韓国や中国の客を多く迎え入れる事ができるのでなんとか運営を続けられていますが、この倉敷という土地では難しかったのでしょう。

Kurashikiriver2  さて、倉敷と言えば何と言っても美観保存地区。町のど真ん中にある古い運河沿いの通りです。さすがに休日とあって凄い人出でしたが、おそらく500メートルもない短い通りですから、ここだけが売りで倉敷の観光は成り立つのだろうか、といらぬ心配までしてしまいました。というのも、takiさんもブログに書いておられましたがちょっとこの地区を外れると閑散としていて閉店している店も多いんですよね。

Cafeergreco   家内と一往復してみましたが、天気もよく気持ち良かったです。お昼時で食事処はどこも満員でしたが、倉敷珈琲館というお店の「マンデリン・アイス」がとても美味しかったです。珈琲中毒の私が保証します(笑。というわけでかの有名なカフェ・エル・グレコ(写真)には入らずじまいでした。またの機会の楽しみにとっておきましょう。

Oharapostcards さて前置きが長くなりましたが、何といっても大原美術館です。予想をはるかに超えた展示数と作品の種類に感動しました。大原美術館というと何となく印象派を沢山集めているという先入観がありましたが、どうしてどうして、クラボウ全盛期の日本の繊維産業の隆盛を偲ばせてくれる程多彩な展示作品群でした。その中でも、takiさんも指摘されておられましたが、表現主義、フォービズム、キュービズム、シュールレアリスム、アンフォルメル、ポップアート等の現代美術が結構多くて楽しめました。先日高村薫の「太陽を曳く馬」の表紙にも採用されていたマーク・ロスコや、なかなかお目にかかれないハンス・アルトゥングの作品があったのには感動しました。写真の絵葉書は

上左: ピエール・ボナール「欄干の猫」(1909)
上右: 児島虎次郎「和服を着たベルギーの少女」(1911)
中左: 岸田劉生「静物ー赤リンゴ三個、茶碗、ブリキ罐、匙」(1920)
中右: ハンス・アルトゥング「T1964-R23」(1964)
下左: 青木繁「男の顔」(1903)
下中: イブ・クライン「青いヴィーナス」(1970,再制作)
下右: ジョルジョ・デ・キリコ「ヘクトールとアンドロマケーの別れ」(1918)

です。大原美術館のツボを外した絶妙の選択と言えるでしょう(笑。

Bizenart_2   他にも色々と芸術関係の施設もあって楽しい時間を過ごせました。写真は倉敷芸術科学大学の展示館にあった卒業制作らしき備前焼でなかなか見事でした。

 というわけで、念願の倉敷探訪はなかなか充実した時間を過ごせて有意義でした。帰りも幸い三木東インターまで渋滞無く帰れてラッキーでした。翌日に龍野西から渋滞に捕まった某S氏にはお気の毒でした(^_^;)。 

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2009/09/22

ドイツの森

Germansunset
リルケ読む面(おもて)上げれば秋日影(しゅうじつえい) ゆうけい
木漏れ日の影美しき秋日暮(あきひぐれ) はむちぃ

 なかなか「秋の日」と言う季語は使いにくくて、私みたいな素人にはテクニックを駆使できません(笑。ということで、ちょっくらドイツに行ってまいりました(大嘘。

Rieling  この連休に初めて高速一律1000円を享受する事にしました。とは言え、体力の問題もありますのでそう遠くは行けません。という事で実は家内と岡山方面へ出かけてきたわけなんです。
 冒頭の写真と左写真の美しいワイン畑は、岡山農業公園「ドイツの森」と言うところにある「村エリア」です。本当にライン河畔を模してリースリング種の葡萄畑を作ってあります。私も調べるまで全然知らなかったくらいのどマイナーなテーマパークですが、岡山では人気があるらしく、凄い人出でした。9月6日にはもやしもん8にも出てきた「オクトーバー・フェスト」も催されたようです。まあ酒の飲めない夫婦には関係無いですけど、どんなものか見たかった気はします。

Kibanacosmos_2 その代わりといっては何ですが、あちこちで花畑が満開でした。写真のオレンジ色の絨毯は葡萄畑の近くにあるキバナコスモスの花畑です。もちろん普通のコスモスやバラも目を楽しませてくれましたし、何より快晴だったので芝生の緑と空の青のコントラストが気持ち良かったです。

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2009/09/20

ジム・ティール氏を悼む

Jimthiel
 ハイエンド・スピーカーのデザイナー、主宰者として有名なジム・ティール氏が亡くなられたそうです。Tak Saekiさんからの情報で、stereophile onlineによりますと癌を患っておられたようです。日時はおそらく9月17日と思われます。

Thiel (hide。さん宅) バッフル面を傾斜させて各ユニットのタイムアライメントを揃えたり、パッシブラジエターによる低音増強を図ったりと、現代型スピーカーのパイオニアだったと思います。極端な話、彼がいなければデヴィッド・ウィルソンニール・パテルも今の会社を創業できていなかったかもしれません。

Thielc372  ルーツサウンド、OTさん宅、hide。さん宅で聴かせていただいたCS7、そしてOHSで聴いたCS3.7の音は強く印象に残っています。CS3.7の完成があれだけ遅れていなかったら今頃私もチーム・ティールに入っていたかもしれません。

 謹んでご冥福をお祈りします。

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ONKYO ND-S1(B)

Nds12
  iPodからのデジタル伝送が可能なトランスポートOnkyo ND-S1(B)です。今まではDENONのASD-1Rからアナログ出力してDG-38のアナログ入力に入れて聴いていました。iPodからの直接のデジタル出力にはライセンスが必要でWadiaから出ているのは私も気になってはいましたが、デザインがイマイチだったのと、日本企業が出せば半分くらいの値段になるだろうと思って待っていました。そしてついにONKYOから発売される事になり、オンラインショップで予約開始の日にオンライン限定黒バージョンを狙って、開始一分前から更新押しまくって無事予約できました。でもって、さすが日本企業、ちゃんと予定日に到着しました。

Nds1dp85  AccuphaseのDP-85と比べると大きさと薄さがお分かりになると思います。第一印象は、、、軽い(笑。筐体はプラでしょうかね、でも仕上げはさすが日本企業、綺麗にまとめてあります。とりあえデジタルケーブルは三菱電線のCX-1を用いてDG-38とデジタル接続。考えてみりゃデジケとほぼ同じ値段ですな(笑。というわけで、システムとしては

ND-S1 → Accuphase DG-38 → C-290V → P-7000 → Dynaudio Sapphire

となります。電源ケーブルは付属品で、これはしょぼいです。

Nds1andipod  早速CDと聴き比べをしてみました。先ずはCD→ITunes→iPodで入れておいた「Fourplay」と「Anne Sophie von Otter Meets Elvis Costello」で聴き比べてみました。ちなみにiTunesでは最も圧縮率の低いAppleロスレスで入れておきました。一聴して分かるのはノイズフロアの低さで、とてもクリアな音です。通常音量ではCDと殆ど差は感じられません。多分ブラインドテストしても識別は無理。
 でもオフ会レベルに音量を上げていくと、さすがに低音の質感、音像定位、音数などにある程度差は出てきます。おそらくは筐体と電源の違いでしょうね。やっぱりオーディオは重さと値段(笑。
 でもその「値段」からすると決して悪くはありませんし、今までのアナログ入力に比べると先程も述べたようにS/N比、fレンジ,音数や倍音の豊かさ等が向上して、オーディオファイルが聴くに耐える音になっているとは思います。オッターの歌声などは透明感に溢れていてCDより少し線の細い分だけ、場合によっては魅力的だったりもします。

 とは言え、Appleロスレスはメモリーを喰い過ぎます。現実には私は通常殆どAAC(128kbps)で入れています。iTunes Storeで購入する場合もこれがデフォルトです。
 というわけで次いで最近DLした鬼束ちひろの「陽炎」と平原綾香の「my Classics!」を聴いてみました。さすがに若干ナローレンジで高音の抜けが少し悪かったり、音の粗さを感じたりはしますが、それでも大きな不満のあるレベルではありません。

 それ以後シャッフルで色々な音楽を聴いていましたが、宇多田ヒカルPerfumeなどで多用される打ちこみの低音のボトムの深さは結構腹に応えますし、エヴァ・キャシディのアコギの胴鳴りやハーモニクスの美しさもなかなかのものでした。全体に音場の広さも満足できるものです。

Back  回転系や(多分)トランスを持たず、筐体が軽いという構造を考えると、セッティングにあまり気を使う必要はなさそうです。まあそのうちちょこちょことやってみるかもしれませんが(^_^;)。
 なお、iPodの直接接続だけでなくUSB端子もついていますのでPCオーディオへの応用や、iTunesとIpodとのシンクロも出来ます。また電源を強化すれば更に音質改善があるかもしれません。
 当然DAC以降の機器のグレードにより音質は左右されますが、送り出し機器としてiPod(Classic160GBで24800円)+ND-S1(15000円)で4万円くらいという値段と使い易さでこの音は、今までの私のオーディオ感覚からいうと驚異的です。私はまだまだPCオーディオには暗いですし、LP、CD、SACDも聴き続けるだろうとは思いますが、今後はROCK/POP、J-POP系を中心にiTunes storeからのDLが増えていくのは間違いないと思います。

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2009/09/18

だまし絵展@兵庫県立美術館

Photo_2
 兵庫県立美術館で開催されている「だまし絵展」に出かけてきました。いつもとは一風変わった作品群を楽しんできました。

Photo_2 だまし絵の代表的画家と言えば、以前ハウステンボス紀行で紹介したエッシャーマグリットダリあたりがすぐ思い浮かぶと思います。しかし今回の展覧会の「だまし絵 Visual Deception」の範疇はもう少し広くて、見る者の目をあざむくような仕掛けをもった作品の系譜が、16世紀の画家アルチンボルドを嚆矢として時代順に紹介されています。
 ジュゼッペ・アルチンボルドの代表作は冒頭写真の「ウェルトゥムヌス(ルドルフ2世)」や「水の寓意」が有名です。その一見奇妙な肖像画は、果実や魚のモチーフが別のものにも見えるダブルイメージの古典的名作です。書籍では何回か見たことはありましたが実物は初めてでした。実物はなかなか見応えがありますし、当時の人々が驚いて絶賛したのも良く分かります。(ただ、「水の寓意」の方は本人ではなく彼の工房の弟子たちが仕上げたようです)

Photo_3  そのほかの手法としてはエアハルト・シェーンの木版画(リンク先にあります)のように、ある視点から斜めに見ると正しい絵柄が浮かび上がる「アナモルフォーズ」、そして、その後長らくは今で言うスーパーリアリズム、つまり迫真的な描写によって絵を現実と見誤らせる「トロンプルイユ」手法がだまし絵の主流となります。画家が鑑賞者の視覚に挑む知的な遊戯としてバロック時代のヨーロッパ、さらには19世紀のアメリカで大いに流行たようで、展覧会の前半の作品は殆どがこのタイプの絵に終始していました。まあ面白いと言えば面白いけれども、21世紀の現在ではそれ以上の何かを感じる事もありません。

Photo_4  一方、日本美術においても、画面の枠をはみ出すかのような「描表装(かきびょうそう)」や、歌川国芳らのユーモラスな浮世絵など、視覚のトリックを巧みに操った作品が数多く生み出されました。
 歌川国芳の「みかけはこはゐがとんだいいひとだ」と言う作品(リンク先にあります)は裸の男たちを組み合わせて顔を作った、マルチンボルドのダブルイメージ手法に通ずる面白い作品です。「この作品を実際に作ってみたい」という探偵ナイトスクープのネタを覚えておられる方はおられるでしょうか?探偵になったばかりの石田靖が奮闘した傑作でした(笑。

 とまあ、一応真面目に紹介してきましたが、やはりだまし絵が芸術的鑑賞に耐えるジャンルとなるのは20世紀以降、マグリットダリエッシャーといった巨匠たちの登場を待たなければなりませんでした。展覧会は6部構成になっていましたが、彼ら3人の展示はようやく第5部になってから。随分引っ張られました(笑。しかも3人合わせて18作品と言う展示数はなんとも寂しい。しかもダリ、エッシャーは実物は初めてのものが多いとはいえ、見慣れた作品ばかり。

 と言うわけでマグリットが無ければとても満足できませんでした。彼の「囚われの美女」「前兆」「夢」「望遠鏡」「落日」 「白紙委任状」の6作はなかなか見応えがありました。特に「白紙委任状」(リンク先にあります)はあまりにも有名ですが、実物は一見の価値があります。

 この3人の活躍やシュールレアリスム、抽象画の発展、そして写真と言う究極のリアリズムの登場により、20世紀以降は更に多様な「だまし絵」を産み出されますが、それが最後のセクションを飾っていました。さすがに19世紀までのトロンブルイユとはレベルの違う作品が多数あり、見応えがありました。

 シュールレアリスト、マン・レイの「だまし卵」(フランス語でトロンブルイユとのシャレになっています)は便器の中の陶器の白の部分が卵になっているという茶目っ気たっぷりのしゃれた作品です。また、チャック・ローズの「ジョー」と言う巨大な作品は、一見白黒写真を引き伸ばした巨大な顔写真なのですが、実は全て手書きのアクリル・キャンパス画という究極のスーパーリアリズム作品でした。日本人では高松次郎の「影A」(リンク先にあります)の如何にも日本人らしい繊細で幽玄な感じが印象に残りました。

 まあ、あまり力まずに気軽に楽しめば、面白い展覧会だと思います。小学生の子供さんがおられる方は一緒に楽しんでもいいと思います。11月3日まで開催されていますので是非どうぞ。

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2009/09/14

誰も守ってくれない

誰も守ってくれない スタンダード・エディション [DVD]
はむちぃ: 今日の映画レビューは亀山千広君塚良一の「踊る大捜査線」コンビの警察映画「誰も守ってくれない」でございます。
ゆうけい: こん**は、織田裕二です、キタ~、、、なんてね<`ヘ´>
は: 山本高広だかものいいの吉田サラダの新ギャクだかわかんないリアクションはおよしなさいませ(--〆)。
ゆ: レッドカーペット賞取ったんだけどなあ(苦笑、というわけでふざけてる場合じゃございません、シリアスな映画でございます。
は: だ、誰がふざけてんだか(-_-;)、さっさと話を進めましょう、今回は「加害者家族の保護」という新しい観点から君塚良一様が日本の病根に切り込んだ力作となっております。

『2009年日本映画
フジテレビジョン/日本映画衛星放送/東宝

製作: 亀山千広
監督: 君塚良一
脚本: 君塚良一/鈴木 智
音楽: 村松崇継
主題歌:リベラ「あなたがいるから」(EMIミュージック・ジャパン)

キャスト:
佐藤浩市、志田未来、松田龍平、石田ゆり子、佐々木蔵之介、佐野史郎、木村佳乃、柳葉敏郎 他

「踊る大捜査線」シリーズの君塚良一が、佐藤浩市と志田未来共演で描いたヒューマンムービー。平凡な4人家族の長男が殺人事件の容疑者として逮捕される。刑事・勝浦は、残された容疑者家族をマスコミと世間の目から保護するよう命じられ…。』

は: 「踊る大捜査線」のような派手さはございませんが、殺人容疑で逮捕された少年の家族を襲う、胸が痛くなるような理不尽な迫害と悲劇を観客に突きつける厳しいヒューマン・ドラマとなっておりましたね。
ゆ: まだ自白も得られていない段階で自宅前へ押し寄せる凶悪なマスコミ、警察の車を追うために暴走を繰り返すパパラッチ、2チャンネルや裏サイトを想像させる「祭り」と称して暴走する醜いネット社会、そして警察内部のキャリア組の出世欲、断片的にではありますが凶悪な少年犯罪が起こるたびに見え隠れする日本の醜い現実を系統立てて全て白日の下に晒したところに君塚良一の並々ならぬ意欲を感じますね。
は: 君塚良一様は「踊る大捜査線」の取材を重ねるうちに加害者家族の保護に関して興味をお持ちになり、10年間構想を暖めてこられたそうでございます。
ゆ: 興行的ヒットを狙うなら、一連の「踊る」のスピンオフ映画の一環として撮ってもよかったと思うのですが、そうしなかったところに君塚良一の並々ならぬ意欲を感じますね。所謂TV的リアリズム程度の誇張はされていると思いますし、ずばり賞狙いという意地悪な見方も無いではないですが、とにもかくにも賞賛に値するだけの出来になっているとは思います。

は: 映画自体の構成はいかがでございましたでしょう。
ゆ: 導入部が抜群に良かったですね。警察が少年宅へ踏み込み、少年の妹が学校で知らされ、表情が凍りつくあたりの経緯を説明する映像に一切のセリフや効果音を使用せず、リベラというボーイ・ソプラノ合唱団のテーマソングをかぶせるという手法が素晴らしい効果をあげていました。最近はエンドロールにテーマソングをかぶせる事が慣習化しているのでこれには意表をつかれました。
は: 普通の家族に突然降りかかってきた悲劇と美しく神々しいコーラスの乖離に強いインパクトがございました。
ゆ: 一連の「踊る」シリーズで過去にもこのような手法を使っていたような記憶はありますが、今回程強烈なインパクトを感じたことは無かったですね。それから加害者の自宅が只ならぬ騒動に巻き込まれ、佐藤浩市松田龍一が少年の妹(志田未来)を守るためにひたすらマスコミから逃げ回るあたりのスピード感は抜群でした。
は: そのマスコミを巻いたと思ったら今度はマスコミより恐ろしいネット社会が次々とプライヴァシーを暴き続けるあたりはホラーばりの恐怖感がございました。
ゆ: モントリオール世界映画祭で最優秀脚本賞を獲ったらしいけど、このあたりの展開には向こうの人もビックリしたんでしょうねえ。日本人の陰湿さを世界に晒したような不快感はありますけど、過去に「踊る」シリーズで培った実力は認めざるを得ませんね。

は: その後の展開がやや弱いように思いましたが?
ゆ: そうですね、家族が崩壊しかけている刑事の心の傷であるとか、二人の警察官の会話であるとか、娘へのプレゼントと少女の関わりであるとか、逃げ回って最後に頼るペンションの夫婦と刑事の関係であるとか、少女の彼氏の不可思議な行動であるとか、「踊る」シリーズでも良く出て来る小ネタと伏線のオンパレードなんですが、そのあたりの処理がチョット弱いかなあと思いましたね。
は: 本筋が良く出来ていただけにその辺の弱さからか、最後の少女の行動が微笑ましくはあっても今一つ胸に迫ってこないのが惜しゅうございました。
ゆ: 「一生追いかけまわされるんだ」と佐藤浩市が志田未来に言い放っておきながら、たった3日程度でマスコミやネットの耳目が他の少年犯罪に移ってしまって尻すぼみになるのも映画自体の構成としてはいかがなものかと(^_^;)。

は: 現実には近い事が起こっている事だけに余計に身につまされますよね。さて、俳優陣はいかがでございましょう?
ゆ: まっ、今の日本映画界で安心して主演を任せられるという点では佐藤浩市は一頭地を抜いてますね。そういう意味ではまあこれくらい出来て当然でしょう。「少年メリケンサック」のゲロ吐いてる中年のパンク親爺も良かったけど(笑。
は: 松田龍平さんはいかがでございましょう?
ゆ: 主人公と組ませると良い演技しますね、「背筋が凍るぜ」(笑。
は: 良い役者さんになられましたね。
ゆ: とは言え、父親の事を考えるとあと一皮剥けて欲しいところでしょうか。
は: いつもの「踊る」人脈からは柳葉敏郎様が友情出演というところでございますね。
ゆ: ギバちゃんはギバちゃん、何やらせてもあの演技、まあワンパターンですねえ、それが持ち味といってしまえばそれまでなんですが。

は: さて、少女を演じる志田未来様ですが、素晴らしい演技との評価が高うございます。
ゆ: 初めて見ましたが、まあまあ程度じゃないですか?少なくとも下手ではない、良く言えば堅実な演技でしたけど、全体に表情が暗すぎて一本調子でしたね。
は: どれほどの実力があるのか今一つ掴みきれなかったというところでしょうか。
ゆ: 起こった状況に適応しきれずにひたすら大人に反感を持って殻に閉じこもる、そして最後に心を開いて泣く、いかにもTV的で安直な演出をされると、はっきり言ってどんな美少女であろうと白けますね。そういう意味では監督の責任でもあるでしょう。しらけると言えば木村佳乃が演じる精神科医なんて、浮世離れし過ぎて思いっきり白けましたね。あんなに綺麗な人だとは不覚にして知りませんでしたけど(笑。

は: というところで、大筋としては硬派の力作で見るべき価値のある映画だとは申せましょう。
ゆ: そうですね、アイデアや演出自体はやや行き過ぎのところはあるにせよ良く出来た映画だと思います。あとはTVドラマっぽいキャスティングや演出から一歩踏み出せば、君塚良一は良い監督になるんじゃないかと思いますね。

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2009/09/13

Stereo Sound No.172

Ss172
 今季のステレオサウンドのヘッドラインにはビックリしましたね~。やっていいのかブラインドテスト!(笑。編集部と柳沢、和田両先生の英断に拍手です。ということで昨日ざ~っと目を通しておりました。

1:表紙: Wilson Audio Sasha
 Watt and Puppyの最終進化型と言われているSASHAです。全体像を見た時にはお世辞にもかっこいいとは言いがたかったですが、さすがプロの写真家は違いますね~(笑。それはともかく、信じられないほどのコストダウン(330万円)と三浦先生の試聴記にそそられますね。私がDynaudioに逝ってなかったら正当グレードアップ目標になっていたかも。

2:エキサイティングコンポーネント
 前出のSASHA以外にも大物が目白押し。AvalonTimeはやっぱり傳先生がレビュー、予想通り「スピーカーが消えて」おります(苦笑。ISISを買えない人には朗報かも知れんけど、それでも650万円、SASHAが2セット買えますがな。
 以前JMラボのAlto Utopiaを本気で考えていたものとしては、FocalのScala Utopiaにも興味津々。デザインの基本コンセプトは一緒ですが、それでも前の方が良かったような気がします。ところで三浦先生、手嶌葵の「ザ・ローズ」はうちのシステムでさえ「尋常ならざる存在感」は出ますよ(^_^;)。

3: ブラインド試聴テストで探る注目アンプの実力
 ついに出ましたブラインドテスト。普通の試聴記より余程あてになると思いますが、メーカー側がよくOKを出したもんですねえ。今回はプリアンプ7モデル、パワーアンプ8モデル、プリメインアンプ10モデル、何れもステサンで言うところの中堅機(70~200万円)。欲を言えば是非日本製の低価格帯とムンドの超高価格帯を対決させて欲しかったところです。

 お二人の評価から見えてくるのは、ヴィオラブルメスター、リンデマンというハイエンドの3社のボトムとなる価格帯も音が良い事、特にリンデマンのプリメインは抜群にC/P比が高そうということ。
 個人的にはアキュフェーズと言うブランドがなかったらこの三社、特にリンデマンを選んでいる可能性が高いと常々思っていたのでこれは嬉しかったですね。ただ、プリとパワーはリファレンスのアキュフェーズと組み合わせるので相性の悪い機器もあったと思いますので、できれば純正組み合わせもやって欲しかったです。

 とにもかくにも「評論家人生をかけた!」お二方には敬意を表したいと思います。

4:進化するデジタル・ファイル・ミュージック
 
ステサンもPCオーディオ記事がレギュラー化してきました。『ベルリン・フィルのデジタル・コンサート・ホールを聴くようになって』では諸石幸生氏がエアーQB9を、『192kHz/24ビットが再現するリアリスティック・サウンド』では山本浩司氏がリンDSを、 『サウンドフィデリティのオーディオコンピューター』では三浦孝仁氏がModel2(typeA)を、『192kHz/24ビット入力に対応する高性能オーディオインターフェース』でも三浦孝仁氏がRME Fireface 400をレビューしておられます。あと2、3年でオーディオライターが激変しそうな予感がしますね。
 それにしてもサウンドフィデリティの140万円と言うプライスタグを筆頭に冗談でしょうと言うプライスタグばかり。まともなのはRMEのFireface(実売15万円前後)くらいでしょう。PCなんて1、2年もすれば骨董品になっちゃうご時勢なのに馬鹿みたいな値段つけてちゃ年寄り相手の○っ○○り商売と思われても仕方ないんじゃないかな。
 このあたりはステサンよりネット情報の方がはるかに現実的で先を進んでいますよね。かく言う私はFirefaceの十分の一くらいの価格でグレードアップ作戦を考えております(^^ゞ。

5: レコード演奏家訪問
 いつも2軒ご訪問される菅野先生ですが今回は1軒だけでしたね。菅野先生「後期高齢者」だそうですし、お体大切に。あっ、民主党になって後期高齢者は消えるのか(笑。冗談はともかく、いい加減褒め疲れてきたんじゃないでしょうかね(笑。
 ちなみに「Fitzfgerald & Pass ... Again」は私も持っておりまして、先日jazzaudiofanさんが来訪された時にかけてみましたが、あらためてその録音の良さに二人で感心しておりました。さすがパブロ・レーベルです。
 一方すっかりレギュラー化したのが石井伸一郎先生の訪問記。イコライザーと石井式ルームの双方を定期的にレポートしておられてお元気です。

6: その他
 ディスク・レビューではやっぱりジンマンの「マーラー7番 夜の歌」が気になりますね。この前5番勝負を終えた時はもうええわ、と思ってたんですが(爆。

 三浦先生の『リマスタリングは本当に音を良くしているのだろうか』は、もう随分前からネット世界では議論されている事ですけど、ついついメーカー側にすりよらざるを得ない評論家の立場としてはこれも英断と言っていいかも。
 と言いつつ、最後に提灯記事になってたりするのが疑問。私も昨日ビートルズのリマスタリングBOXセットに長蛇の列ができているニュースを見ましたが、この文章の最後で三浦先生、

「リマスタリングされたザ・ビートルズのCDがどんな音を聞かせてくれるのかワクワクと心躍らせている。」

と書いておられます。をいをい(^_^;)、本心じゃないでしょ。「中古屋で全部揃えたほうがよっぽど賢い」と何故書かない(笑。

 あと、ずっと楽しみにしていた嶋護先生の「オーディオファイルのための管弦楽入門」が終わってしまってがっかりしていましたが、補遺と称してあと二回追加となりました。実は前季号「最終回」に満を持して比較試聴されたブーレーズショルティの「春の祭典」に関して、私は幸いブーレーズのLPを持っていたので何回も何回も繰り返し嶋氏の記事を読みながら聴き込んだのですが、正直言ってさっぱり分かりませんでした。
 今回の補遺を読んでみて、氏がアマチュアのオーケストラに4年間在籍した事、他の楽器の音を聴く事が好きだった事、そして何よりトゥッティの練習が一番スリリングで大好きだった事などを語っておられ、やっぱり耳の鍛え方が違うか、と腑に落ちました。
 と言いつつ、ようやくショルティの春祭のLPも手に入りそうなのでまた聞き比べてみようと思っています。

 最後に傳先生が追悼記事を書いておられますが、黒田恭一先生のご冥福をお祈りします。

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2009/09/11

今日のマスターズ練習

Yuaoi0909
 
か、か、かわいい。ということでやっぱり優ちゃんですな。先週は体調不良で休みましたが一週間で復活できるようになっただけまだ元気になってきたのかな?というわけでマスターズ日記です。

アップ: 100M x1本
 100個メ1本。まだこの辺は軽いのでした。

キック: 100M x3本
 グライドキック、、、はいいけど、
1本目:バタフライ
2本目:バック
3本目;ブレ
自慢じゃないがブレのキックできませんから~(泣。ということでブレだけ殿で。ホントに進みませんわ。

サイドキック: 50M x2本
 
12.5ずつ左右交互に、帰りはクロールで。このあと休憩。

スイム: 100Mスムース+50Mダッシュ x4セット
 今週のメイン。インタバル2分30秒。十分余裕あり。と思ったのも束の間、個人毎にメニュー設定。私は1本目と3本目は100個メで。ひえ~。バッタとバックではるかに離れていた後ろの女性がブレでどんどん迫ってきたりして(涙。

スイム: 50M
 イージー。調整です。という事はまだ何かある?

スイム: 50M
 もうへろへろなのに最後に一発、強烈なのが。。。50Mバタフライ、何とか1分以内に戻ってきました。

ダウン: 200M

トータル;1400M

 今度のマスターズが終わったらやっぱり本気でブレの練習しなくちゃだめかな~。

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2009/09/10

孫文 - Road To Dawn -

Sonbun_516_2
は: 今日のレビューは現在公開中の中国映画「孫文」でございますね。
ゆ: 歴史の勉強をしていて有名な人物なのに一体この人は何をした人なのか、今一つピンと来ない人っていますよね、私にとって孫文がその一人なんですよ。
は: 本ブログで扱ったレビューの中では浅田次郎先生の「中原の虹第四巻にちらっと顔を見せますね。
ゆ: あの巻は孫文とは対立してしまった宋教仁が中心となるので、浅田先生は結構批判的に孫文を描いていた印象がありますね、多分嫌いなんでしょう(笑。
は: 実際非常に短気で気分のムラの激しい人物だったようですね。
ゆ: まあ冗談はともかく、清朝末期から中華民国建国、毛沢東による中国統一までの激動の時代の中国において、具体的にどういう実績をあげたのかが世界史の教科書程度ではあまりはっきりと見えてこない人物なんですね。

は: 仕掛けた暴動は悉く失敗し、11回目の武昌蜂起でようやく辛亥革命(1911年)が成った時には孫文様ご自身はデンバーにおられましたし、臨時大統領の座を政治的駆け引きですぐに降りて袁世凱様に明け渡たされますし、その後も込み入った政治工作もむなしく結局統一政権は作れずに「革命未だならず」という遺言を残して亡くなってしまわれますね。
ゆ: はむちぃ君の説明どおり、革命家なのか思想家なのか政治家なのか、今一つ分かりにくい人物です。その思想も三民主義大アジア主義など、分かりやすいようでいて場当たり的で一貫性がないと言うのが後世の評価ですし。でも不思議な事に中国本土と台湾双方で今でも大変な尊敬を受けているんです。
は: 両国に中山大学(中山は孫文の号)という同じ名前の大学があるというのは極めて異例の事でございますよね。
ゆ: 日本にも何度も滞在した人だから日本でも孫文の名は他のこの時代の群雄に比して知名度は高いですしね。しかしその割には映画ではあまり見たことがないんですよ。邦画ではちょっと記憶がなくて、香港との合作の「宋家の三姉妹」くらいなんです。
は: 今回の映画はその「宋家の三姉妹」でも孫文役をされていたウィンストン・チャオ様が再び孫文を演じておられますね。
ゆ: ということで、今回は前置きが長くなってしまいましたが、この映画に関しては、映画の出来よりも孫文自体を知りたくて観てきたわけでございます。

『2006年、中国、
深圳電影製片廠製作
提供: バンダイビジュアル

スタッフ:
監督: デレク・チウ(趙崇基)
撮影: チェン・チーイン(陳志英)
美術: テレンス・フォック(霍達華)
キャスト: ウィンストン・チャオ(趙文宣) 、アンジェリカ・リー(李心潔)、ウー・ユエ(呉 越) 、チャオ・チョン、ワン・ジェンチョン、ヴィッキー・リウ 他

1910年、中国近代国家への夜明けにつながる“革命前夜”。亡命の地マレーシア・ペナン島を舞台に、度々の革命失敗の苦境と失意、そして暗殺の危険に遭いながらも、愛する人に支えられ、理想を失わなかった世界的革命家・孫文の闘いと愛の日々を描く一大歴史ロマン。』

は: 英語の題名が「夜明けへの道」となっておりますように辛亥革命の1年前、苦境の中マレーシアのペナンに亡命していた時代を描いておりますね。
ゆ: 日本を国外追放になってしまってたどり着いたわけですが、ズバリ目的は革命の資金集めだった事がこの映画を観るとはっきりしますね。
は: 港湾労働者の労働条件の悪さに憤慨し、華僑経営者との交渉により賃金アップと休憩時間を勝ち取るという美談も挟まれてはいますが、
ゆ: 結局の所、彼の名声と巧みな弁舌により資金のある華僑をはじめとして世界中から革命資金を集めまくった、というのがおそらく彼の一番の業績だったのかなと思わせるような映画でしたね。そういう意味では、ほんの一時期の孫文を描いただけではありますが彼の実像がある程度見えてきた有意義な映画だったと思います。

は: もちろん女性とのロマンスや暗殺者に狙われる危険を省みない勇気も描かれておりまして、娯楽映画としても十分鑑賞に耐える内容でございます。
ゆ: 実際彼は生き延びて再亡命するわけですから、あれだけ命を狙われていて死なないのも歴史通りなので一応リアリティはありますわな(笑。この頃の彼の伴侶だったチェン・ツイフェンを演じるウー・ユエも好演ですね。孫文が後年宋家の次女と結婚してしまう事が分かってるだけに余計にいじらしかったです。

は: という事で今回は佳品程度の作品ではございますが、孫文という人物に興味のある方や「宋家の三姉妹」をご覧になった方には一見の価値はございますでしょう。
ゆ: 不遇の時代の一断面を切り取る事により、うまく孫文の人間像を浮かび上がらせていると思いました、地味ではありますがデレク・チウという監督の慧眼が光る映画だと思います。

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2009/09/08

my Classics! / 平原綾香

my Classics!
 平原綾香の新譜で、全編有名なクラシック曲のカバーとなっています。ただ、常連のオーディオファイル、クラシックファイルの皆さんには申し上げておかないといけないことがあります。それは本アルバムがあくまでも「ジャパニーズ・ポップス」のアルバムであるということです。彼女がベルカントを披露するわけでもないし、バックが室内楽やオーケストラで統一されているわけでもありません。エレキもシンセも普通のJ-Popの如く随所に使われています。その上で楽しめるアルバムになっているかどうかですが。。。

1. pavane~亡き王女のためのパヴァーヌ
2. ミオ・アモーレ
3. カンパニュラの恋
4. ロミオとジュリエット
5. シェヘラザード
6. Moldau
7. 仮面舞踏会
8. AVE MARIA
9. 新世界
10. シチリアーナ
11. ノクターン
12. Jupiter

『全曲クラシックをカヴァーしたアルバム。どこかで聴いた親しみのある旋律に敬意を込め、新しい解釈で世界観を表現。シングル「ミオ・アモーレ」「新世界」はもちろんのこと、クラシックカヴァー曲の草分けとして名高い「Jupiter」と、ドラマ「風のガーデン」主題歌としてヒットした「ノクターン」を同一アルバムに収録。さらに、「アンケート:平原綾香に歌ってほしいクラシック曲」での人気曲をカヴァーした楽曲も収録。オリジナルアルバムとしても、平原綾香のクラシックカヴァーベストとしても必聴の名盤がここに完成。』

 正直言ってかなり退屈ですね(苦笑。AMZONの評価で言えば☆1~2個といったところがせいぜいでしょう。どの曲もあまり変わり映えしない歌唱法であるとか、クラファンが聴けば怒り出しそうなアレンジであるとか、「ファンのリクエスト」が多いという大義名分に甘えたスタッフのこの程度のごまかしは効くだろうという姿勢がミエミエです。
 よく言えばクラシックに興味を持ってもらいたいと言う姿勢かもしれませんが、まあこれを飽きずに最後まで聴きとおせるのは余程の平原ファンなんでしょう。敢えて聴ける曲を挙げれば「シェラザード」「モルダウ」くらいでしょうか。

 コンサートで聴いた彼女の歌声はそれなりに声量も歌唱力もあるのでアイデア次第ではもっと魅力的なアルバムが作れると思うんですけどね。大体から彼女は洗足音楽大学といってもジャズ・サックス専攻ですし、お世辞にもクラシック向けの声質とは言い難い。じゃあ何故ファンなんだと言われそうですが、私が好きになったのは「明日」という曲だったんで、「ジュピター」ではない。だからカバーも本作よりは「From To」の方がずっといいと思う。考えてみれば「ジュピター」でデビューした事が今頃足枷になってる気がしないでもないですね。

 前作「Path Of Independence」のタイトル曲で吹っ切れた自分を語り、「Ave Maria」の中で「死ぬまで音楽と共に生きるためにどうか私に力を」と歌っていますが、それならばこれを区切りにクラシックの安易なボーカル曲化はほどほどにして、また新たな道を模索して欲しいと思います。

 というわけで今回はHPで試聴の上、iTunes StoreからのDLにしました。近々iPod補強作戦を実行する予定なので、試聴ソースにも使ってみるつもりです。補足ですがAve Mariaのミュージック・クリップがついていました。

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2009/09/07

昨日の目指せマスターズ練習

Haruka7
 先週の金曜日は体調不良でダウンしておりました。次ははるか様だろうとお待ちの方も多い事なので、昨日の通称「鬼特訓」の記録を。

アップ: 50M x2本
 のんびりバッタも入れつつ流しておりました。

ターン練習: 約5分
飛び込み練習: 約15分

やっと、飛び込み台からの飛び込み練習が始まりました。クラウチングからの飛び込みも大分慣れてきて高い確率で一点入水できるようになってきました。ターンは回る直前に一瞬止まってしまう癖を指摘されました。

スイム: 
100M x1本 Easy 
50M x1本 Hard 
25M x2本 Easy
50M x1本 Hard
25M x2本 Hard
 以上 
x3セット
 今週のメイン。インタバルは忘れましたが、まあそこそこ(笑。25イージーはバッタも入れときました。ってハードでも入れろよ(--〆)
 各セット最後の25のハードは飛び込みで。1セット目の飛び込みがそれまでの疲れでぶれて最初のストロークの右手を横のプールの床に打ちつけてしまいました、痛っ、ということで19秒かかってしまいました。2、3本目は修正して16秒916秒0と久々の好記録。まあ、飛び込みのお陰ですが。
 もうこれでマスターズに出たら14秒台出ますから~、って、言ってみて~。って、25はフリーでは出ないんですけどね~(今泉風)

トータル; 1025M +α

 右手折れてないだろうな、と心配しつつ風呂でクーリングして、帰ってから創処置と湿布して今朝起きてみたら、ほぼ大丈夫でした。

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2009/09/06

TL第一節:神鋼対サントリー戦

Vssuntory
 先週の金曜日にいよいよ今季のラグビートップリーグ(TL)が開幕しました。開幕戦の前季のTL優勝の東芝と日本選手権王者の三洋との戦いは三洋に軍配が上がり、今年は去年にもまして混戦が予想されます。
 下部から昇格した慶応卒の山田のいるホンダヒートやオーストラリア元代表のラーカムを要して再起して来たリコーも侮れません。去年の中位チームも虎視眈々と上位を狙っています。TLに順応してきたドゥラームのいるクボタがかなり暴れるんじゃないかと恐れております。
 というわけで去年何とかベスト4に食い込んだ我が神鋼スティーラーズも安穏としてられません。よりによって第一節は去年大敗したサントリー戦。と言うわけで体調不良の体を引きずって長居第二陸上競技場まで出かけて観戦してまいりました。いやあ冷や冷やモノでしたが何とか引き分けに持ちこんでくれました!

Nangai3
神鋼 24 - 24 サントリー

前半 12 - 17
後半 12 -  7
(規定によりMOMはなし)

 相手が地力に勝るサントリーですから、去年と同じようにもう空中戦しかありません、と言う事でSOは久々に見る森田君。神鋼も東芝のヒルや三洋のブラウンのような「KING]をSOに固定できればいう事ないんですが、残念ながらどれだけのタレントはいませんのでゲーム毎に選択していく事になると思います。
 今年はヒルゲンドルフ正面(今季はやっぱりダメらしいですが)も入部しましたし、菊池もいますし、森田もそろそろ頑張らないといけません。デビューした年は日本代表に選ばれたのが嘘のように萎縮してミスキックを連発したり試合判断が悪かったりでがっかりした覚えがあるのですが、今回は得意のキックも当たっていましたし、状況判断、ディフェンス等随分成長していて頼もしくなりました。これならしばらく固定して使ってもいいんじゃないかと思いました。

 さて、前半は個々のフィジカルを鍛えた成果が現れ、アキレス腱断裂から復帰のキャプテン大畑のごっつぁんトライも含めて前半の30分までで12-7とリード。これには観客席も大いに沸きました。
 しかしそこからまたまた神鋼の悪い癖が出てしまいます。後10分守りきってくれと思っていたら、BKがキックに徹せずに安易に自陣でボールを回して奪われる判断ミスで逆転され、おまけに8番谷口君がしょうもないシンビン食らってホーンが鳴った後にPGを食らうという最低の展開で前半終了。
 今季平尾GMが課題に挙げている「クリティカル・モーメント」の重要さを判断できていない象徴的な残り10分であり、今後の大きな課題だと思います。

 後半も開始早々にキャッチミスから小野澤の個人技であっさりトライを決められ、もうこれまでか、と思ってから粘りました。頑張ってディフェンスしつつ、全員に再度キック戦法を徹底。敵陣に蹴りこんで敵陣でプレーする事により反則を誘いPGを重ねていきます。そしてホーン間際に後半4本目のPGを森田が決めて同点でノーサイド。トライを狙わなかったのでブーイングも出てましたが、ま、サントリー相手じゃ仕方ないですね。

Nagai2  今日はMOMは無しですが、当方ではキックゲインやキックパスなどに成長を見せ、後半3PGを冷静に決めた森田でしょう。残念だったのはデルポートが今一つ当たっておらずそれ程難しくない1PG1Gを外した事で、結果論ですがあれが決まってたら勝ってましたね。
 フォワードではやはりウォレスハリソン。彼がいる事によりサントリーのようなセットプレーの強い相手でもラインアウトで確実にマイボールを支配できる事が分かって収穫だったと思います。あと、やっぱり後半から伊藤剛臣ジョシュ・ブラッキーを投入した事により流れがよくなりました。ベテラン伊藤さん、今年もよろしくお願いします(笑。

 とにもかくにも前季空中戦法全く通じずに大敗したサントリー相手にスクラム、ラインアウトを互角に戦え、80分フィジカルが落ちなかったのは成長の証でしょう。まだ接点での強さはサントリーの方が上で、ターンオーバーが一本も無かったのが大きな課題です。

 相手ながら凄く期待していた元オーストラリア代表のSHグレーガンは意外にオーソドックスなプレーに終始しており、むしろ新人SOのトゥシ・ピシの方がトリッキーなサインプレーやスピーディな動きで目だっていました。NZ出身らしいですが、どちらかと言えばオセアニア系の(去年までうちにいたホラのような)SOですね。

 というわけで、今年も上位に食い込めそうな気配はありますが優勝できるだけの力はまだないです。とにもかくにも一戦一戦を大事にして試合をこなしながら平尾GMの掲げる「クリティカル・モーメント」「アージェンシー」「エクシキューション」という3点を全員が意識して戦えるチームになってもらいたいものです。

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2009/09/04

20世紀少年ー最終章ー「ぼくらの旗」

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ゆ: は~むちぃく~ん、あっそびましょっ!
は: ともだちですか、あんたは、って2回続けて同じ事を言わせないで下さいませ。
ゆ: というわけでウォームアップも終わった事ですし、いよいよ最終章、まいりましょうか。
は: こういう伏線を張っておられましたか、やれやれ(--〆)。

20世紀少年ー最終章ー「ぼくらの旗」
2009年、日本、配給:東宝

監督・脚本: 堤幸彦
原作・脚本: 浦沢直樹
脚本: 長崎尚志

キャスト: 唐沢寿明 豊川悦司 常盤貴子 平愛梨 香川照之 石塚英彦 宮迫博之 藤木直人 古田新太 森山未來 小池栄子 黒木瞳 他

“ともだち歴3年”の2019年、世界は世界大統領として君臨する“ともだち”に支配され、殺人ウイルスがまん延する東京は壁で分断。都民の行動は完全に制限されていた。そんな中、カンナ(平愛梨)は反政府組織として武装蜂起する一方、“血の大みそか”以降、行方がわからなくなっていたケンヂ(唐沢寿明)が突然現われる。』

は: 沢山の有名俳優方や第二作でご主人様が褒めておられた平愛梨様が熱演されてなかなかの迫力でございましたね。
ゆ: 本物の遠藤賢司も出てくるしね(笑。CGやVFXも頑張ってるし、ようこれだけ掻き集めたなと言うくらいエキストラも動員してるし、監督もやれる事は全てやり尽くした、と言う感じだね。

は: では三作の中でも一番の出来でございますか。
ゆ: 個人的にはね。ただし、三作中最低の方の一番だよ。
は: ええっ!?これだけ褒めておいて。。。。。(-_-;)
ゆ: それが不思議なんだよねえ。もう、

エンドロール後の最後の10分間を見るためだけにひたすら我慢

と言うくらいつまらなかった。退屈で退屈で

何でこんなに退屈なんだ

と自問自答しながら観てましたよ。
は: その答えは如何に?
ゆ: ともだち暦になってからの話だから全体に暗い、と言う事もあるんだろうけれど、結局は

覆面をかぶった人間が復活した事を全世界の殆どの人間がトリックだと疑わない

という、漫画では通用しても現実世界ではおよそありえない荒唐無稽なシチュエーションから映画が始まるので、各俳優がその役柄を真剣に演じれば演じるほど馬鹿馬鹿しさが募っていくんですよね。衆議院選挙で2回続けて「空気」という実体のないものに振り回された日本人でさえ、かつてのオウムや今回の諸派を誰一人として当選させなかったでしょう。

は: 確かに世界大統領と言う設定も、東京を隔離して昭和時代の町を作りあげるという設定も無理がありまくりですよね。
ゆ おまけにともだち側の軍隊が「地球防衛軍」ですから、ちっとも恐くない(苦笑。だからゲリラとの戦闘(それすら殆ど描かれないんですが)も子供騙しにもならない。いくらカンナおっちょユキジが頑張っても、いや頑張るのに反比例するが如くにどんどんしらけていくあの雰囲気はもう如何ともしがたかったです。

は: いくら漫画と実写の違いとは言え、あれだけよく考え込まれた漫画を何とかならなかったものでしょうかね?
ゆ: 第二作のように少数の登場人物を重点的に掘り下げれば何とかなったのかもしれませんが、今回は登場人物が多過ぎて時間の制約上細切れで出てくるんですね。だから個々の主役級の人々のエピソードが原作に比べてあまりにも浅い。となると、観る方はとりたてて感動する暇もないうちに最後の野外コンサートの場面に突入してしまう。それでスーダラなんて気の抜けた歌聞かされても感動しろという方が無理ですよ。あれがロックだと言われてもね~、高橋ユキヒロまで引っ張り出して(-.-)。ケンヂが手渡されるギブソン・レスポールが泣いてますよ。
は: スタッフやキャストの皆様はとても感動してたそうでございますよ。
ゆ: 究極の自己満足ですな。映画作りで一番やってはいかん事でしょう。というか、

やっぱり実写化してはいけない素材

だったんでしょう。第一作の時に、前田有一のレビューを抜粋したけどもう一度読んでくれないかい、はむちぃ君。
は: かしこまりました。

『それにしても複雑なのは、(何度も繰り返したとおり)この原作が映画向きでないこと、傑作に仕上げることは絶対不可能ということを百も承知で、映画のプロたる人々が60億円ものビッグプロジェクトにGOサインを出してしまうという現実。 それについて、ビジネス面での理由以外に、納得のいく答えは見当たらない。いくら儲かるとわかっていても、60億円もかけてゴミを作るという発想は、私のような庶民には驚きであり、彼らの大物振りにはただただ驚嘆せざるを得ない。』

ゆ: ありがとう、もうこれ以上言う事もないし、おそらくその金を回収する事は可能な勢いですから日テレ系や東宝には御同慶の至りです。でも、三作付きあわせていただいた者として一言言わせていただくと、これが今の日本の映画作りのメインストリームかと思うと暗澹たる気持ちになりますよ。

は: さて、最後になりますが、冒頭でご主人様が言及されたラスト10分の「補完版」についてでございますが、これには満足されたと言う事でございましょうか?

(以下ネタバレになります、ご注意ください)

ゆ: そうですね、これがあったので辛うじて払ったお金に見合う作品となりました。おそらく色々なトラブルがあって21世紀少年で描ききれなかったラストシーンを浦沢直樹がこの10分間で描ききったのだと思います。結局原作とはかなり違った展開になったとは言え、ともだちの正体はやっぱり勝又君であり、彼が何故死んだ事になっていたか、という理由もはっきりします。また、堤監督が三作を通じてかけていたトリックのポイントがどこだったのかもはっきりしますね。
は: その少年時代の勝又くんをご主人様お気に入りの神木隆之介様が演じられてますね。
ゆ: 退屈なままなだれ込んだエンドロールで「神木隆之介」のクレジットを見て腰を抜かすくらいに驚きましたよ。
は: ええっ!?いつ出てきたんだって感じですか(^_^;)。
ゆ: そうそう。それであっ、ひょっとしたら、と思ったら、そうでした。 もちろんたかが10分程度ですから大した演技もしてないんですが、この映画観てて初めてドキドキしましたよ、彼はいいなあ、って私はホモじゃないですよ(笑

は: と言う事で、とにもかくにも前二作につき会われた方は最後の最後までお付き合いくださいませ。
ゆ: 日テレは第二作をTV版で思いっきり編集し直してきましたが、まあ、今度もやってみたらどうですかね。

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2009/09/02

ドラゴンボール EVOLUTION

ドラゴンボール EVOLUTION (特別編) [DVD]
ゆうけい: は~むちぃく~ん、あ~そびまっしょ!(^^)!
はむちぃ: ともだちですか、あんたは(ーー;)、はは~ん、またまたトホホ映画に手を染めようとされておられますね。
ゆ: またまた人を犯罪者みたいに~、ちなみに20世紀少年第3部じゃないよ。これだよ~。
は: おおっ、これは換骨奪胎映画と話題になったハリウッド版ドラゴンボール、、、 

『DRAGONBALL EVOLUTION
2009年、アメリカ映画
配給:20世紀フォックス映画
監督:ジェームズ・ウォン 
製作総指揮:鳥山明 
製作:チャウ・シンチー 
出演:ジャスティン・チャットウィン,
エミー・ロッサム、チョウ・ユンファ、ジェームズ・マースターズ、田村英里子、他

鳥山明原作による国民的人気コミックを実写映画化したアクションアドベンチャー。亡き祖父の遺志を継ぎ、世界中に散らばった7つのドラゴンボールを探す旅に出た孫悟空たちと、絶大な魔力によって世界征服を企むピッコロ大魔王との熾烈な戦いを描く。(AMAZON解説より)』

ゆ: 困っちゃうな~、こんなまともに作っちゃ(笑。
は: 「日本アニメの金字塔であるドラゴンボールの実写版」という観念を捨てさえすれば、
ゆ: 立派なハリウッドB級映画になってますよね、一応脚本は首尾一貫してるし、VFXもそこそこ安っぽくて心地よいし、ERIKOには悪いけど、B級スターたちの演技もほほえましいし。
は: B級というところがミソでございますね(笑。
ゆ: 「少林サッカー」のチャウ・シンチーが「ベスト・キッド」を模倣したらこうなるみたいな。但し、ベスト・キッドがそれなりに感動するB級なのに比べると、こちらはやっぱりな~、って笑っちゃうB級ですけどね。

は: 敢えてトホホな所をあげるとすれば、どのあたりでございましょう。
ゆ: 考え様によっては全部ですね(爆。
は: まともに作ってあると言っておきながら(;一_一)
ゆ: まあまあ(^_^;)、問題はとにもかくにもドラゴンボールであることですよ。それを考えたらトホホとしか言い様がないですしょう。ゴクウにしても、亀仙人にしても、原作のイメージからは程遠いですよね。
は: 孫悟飯様だけは一応まともでしたかね。
ゆ: 多分ベスト・キッドのミヤギ(パット・モリタ)を下敷きにしたんで格好はついたんでしょうけど、何ですかあの

「第一のルール:ルールはない」

ってのは(苦笑?おまけに「氣」の英訳が「キー」ですよ、みなさん。
は: チチブルママイにしてもハリウッド式お色気サービス満点で、原作の色気とは全然違いましたね。
ゆ: チチの色気でゴクウがカメハメ波を習得するなんてもう呆れてものも言えませんね(笑。

は: 確かに「別次元」のドラゴンボール、というのが売り文句でもあり、結論でもございますね。
ゆ: B級コレクターがこの世の中には沢山おられますからまあその方々の蒐集欲は満たせる映画だとは思います。
は: ラストのテーマソングは如何でございます?
ゆ: へっ、何だかノイズのようなものは聞こえた気がしますが?
は: 知りませんよ~、全国ウン千万のアユ・ファンを敵に回しても~(ー_ー)!!
ゆ: こんな弱小ブログ炎上しますかいな(笑。それより続編があるみたいなエンドロール後のサービス映像の方が不安ですな。

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2009/09/01

百合

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生垣に百合掃き溜めに鶴の如(ごと) ゆうけい
八月は疾(と)く過ぎて今百合の花   はむちぃ

うつむいて何を思案の百合の花  子規
満目の百合折る事も飽きにけり  虚子

 もう9月になりましたね。今年は梅雨が長く猛暑が短かったせいか、あっという間に8月が過ぎてしまった気がします。百合は本来は夏の季語なのですが、今緑道の生垣のあちこちから顔を出して咲いています。花が無ければ生命力の強い雑草のようです(笑。

 速く過ぎ去ったとは言え、8月には水害や地震がありました。被災者の方には一刻も早い復興を祈っております。

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