2009/11/25

ハイブリッド・セダン試乗記

Civichybrid
(Honda Civic Hybrid MX)
 久々の車ネタです。以前に旧型プリウス試乗記を書いた事がありましたが、後方視界が悪いのと運転があまり楽しくないのとで結局食指は動かず、結局今もそのままBMW316tiに乗っています。ところが最近まだ7万キロくらいにもかかわらず、エアコンのコンプレッサーが逝かれるわ、ランプはしょっちゅう切れるわ、クーラントはどういう訳かすぐ減るわでいい加減嫌気がさしてきました。そこで一応車検を済ませた上で、重い腰を上げてエコカー減税+補助金があるうちにハイブリッドへの買い替えを検討する事にしました。
 しかしながら、新型プリウスも、明らかにそのパクりデザインのホンダ・インサイトもやっぱり後方視界が悪すぎてボツ。買うならセダン型と思っていたところへトヨタがSAIという車種を投入してきて、俄然やる気が出てきました(笑。レクサスの上の方やクラウンのようなオッサン車を別にすれば現行ではセダン型・ハイブリッドは次の3車種になります。

Lexus 250h
SAI
Civic Hybrid(以下シビハイ)

 大体上から順番に100万円ずつ位のグレード差がありますが、偶然にも大きさは全てほぼBMW3シリーズと同等。でもまあ、れくさす様は高すぎます(ーー;)。という事は、SAIとCivicの一騎打ち。

 で、この1ヶ月ほど空いた時間にNetzHonda両方のディーラーを訪問しておりました。幸いSAI、シビハイ双方の実車を見る事が出来、シビハイ、インサイト、プリウスの試乗もできました。(SAIは残念ながらまだプレートがついておらず試乗不可でした)ではその感想を箇条書きにしてみます。

1337483899_162 SAIの長所:
1: 内外装とも高級感で明らかに上です。 昔のプログレとほぼ同じ車格ですね。
2: TOYOTAブランドの信頼感がそこかしこから漂ってきます、ヤレの来るのはシビハイよりはるかに遅いでしょう。
3: 2.4Lエンジンの余裕とトヨタ式ハイブリッド構造から考えて実測燃費がカタログよりあまり落ちないと思います、しかもレギュラーガソリンOKというのは魅力。
4: ディーラーの担当の方がサーキットで試乗したところによるとかなり速いそうですし高速安定性も良いようです。
5: ディーラーが家から車で5分以内にあります。
6: 買い替え時の下取りもシビハイよりずっと高いでしょう。

SAIの欠点:
1: 構造的強度を高めるためか、窓が小さく、ボテッとしており、写真で見るよりずっとオッサン車っぽいです。
2: 内装が高級であるにもかかわらず、センターコンソールの下の処理があまりにもアヴァンギャルド、まあ平たい若者言葉で言えば「ないわ~」。コンソールの下端を棒一本で支えているのを見て軽いショックを受けました(苦笑。
3: にもかかわらずもう15000台以上のオーダーがあり、補助金期限は延びそうなものの、納車は早くて4~5月だそう。ミズテンで予約した人がこれだけいるとは驚き(まあレクサスで大体分かるんでしょうけど)
4: 一番安いグレードでさえ殆どオプションが要らないものの、それでもシビハイにオプション満載するより100万円ほど高い。オプション不要というのも、逆に言うとナビやオーディオを替える楽しみがありません。
5: 実際運転してないので分かりりませんが、トヨタのドライブフィールには2代目MR2以外あまり好感を持ったことがありません。

1337483899_132 Civic Hybridの長所
1: シビックの伝統、これはホンダの良心の部分だと思います。インサイトに見られるパクり精神は悪の伝統(笑。
2: シビックも結構高級車になってBMW3シリーズとほぼ同じ大きさです。 そしてホンダらしいスマートなスタイリングは好みです。
3: 内装もそれなりで、値段から考えると取り立てて文句をつけるところがありません。窓が広くて視界が広いのは以前乗っていたアコード・インスパイアと同じで好きです。ボンネットが全く見えないのも慣れてます(笑。おまけにアルカンタラ・シートを選べます。これは良いですねえ。
4: 基本1.3Lエンジンにもかかわらず、今のBMW 316tiの1.8Lとほぼ同格の走りをするのには驚きました。インサイトだと坂の上りが苦しくなるので決してモーター・アシストの効果だけではなく、エンジン自体インサイトより上級なのではないかと思います。ドライビング・フィールも昔乗っていたアコード・インスパイアと同じ感じで、それほどスポーティな味付けではありませんが、きびきびと運転できて好きです。
5: 納車は1~2月には可能、つまり補助金(10万円)を十分あてに出来ます。
6: おまけにSAIよりかなり値引き頑張ってくれそうです。

Civic Hybridの短所
1: さすがにSAIの内装の高級感にはかなわない。ヤレも早く来そうではあります。まあ昔のホンダから比べるとずっと長持ちはするでしょうけど。
2: 基本1.3Lでモーターはあくまでアシストですので、回すと数字通りの燃費にはならないと思います。実際試乗車も町中でのストップ&ゴーばかりということで平均13km/Lくらいになってました。リッター20目指そうとしたら高速ばかり使わなくちゃ(苦笑。
3: 車高がSAIより低くてヘッドクリアランスが若干SAIより悪く背の高い私にはやや窮屈。
4: 燃費を良くするためかエコタイヤにしてるみたいで、ちょっと飛ばすとカーブでこらえきれない感じがしました。
5: アンテナが手動。。。しょぼっ!
6: 純正のHDDナビだと6スピーカーになるのですがそれにしては音が悪すぎ。ツイーターがAピラー下のダッシュボードに埋め込んであるためか全然効いてませんね。これで28万円高になるのはどう考えても無駄な出費です。

03  という事で、両者ともにそそられるところもあればこれはなあ(嘆息)というところもあり、迷っている最中。補助金が9月まで延長されるようなのでSAIも10万円は安くなる勘定ですが、それでもWilson Audio Sashaと同じ位の値段かあ。ってSPと比べる人も珍しいか(笑。

そう言えば値引き頑張ってくれたらシビハイと我が家のDynaudio Sapphireと同じくらいです。自分の身の丈から考えるとこっちですか(爆。ちなみにカーオーディオはディナには逝きませんよ(^_^;)。カロッツェリアのファンなのでナビはカロのAVIC-MRZ90にするつもりですが。

 むりやりオーディオネタに持ち込んだなあ、でもまあOK、と思われたらクリックお願いします。

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2006/10/15

プリウス試乗記


 久々に車の話題です。久しぶりに試乗に出かけてきました。私がスポーツカー以外の日本車で唯一興味のある車、プリウスです。

 今乗っているのは以前記事にしたBMW525iなのですが、早くも先日9年目の車検を終えま去年一度エンジン系の深刻なトラブルも経験しましたし、ガソリン代を含めた維持費も馬鹿にならなくなって来ました。そろそろ買い替えかな、と思うのですが新しい5シリーズは大きくなりすぎてペケ、3シリーズもフロントのデザインがきつくなりすぎていまひとつ気に入りません。まあ、ドライビングフィールを重要視するとBMWしかないのでしょうけれど、一度他の車も見るべきかと思って本日試乗に出かけてきたわけです。

 何と言ってもプリウスの売りは時代に先駆けて環境性能を追求したハイブリッドエンジンの量産化に成功した事ですね。 BMWも水素エンジンを研究しているようですがいまだに実用化にこぎつけるところまでいってません。 その先駆性に感銘を受けて初代の時も実は検討した事があるのですが、やはり走りがもたもたしてる感じがまだ強かったですし、 トヨタ独特のふわふわした乗り心地が気持ち悪かった事、後席の居住性の低さもあいまって購入意欲がそがれてしまっていました。

 しかし、さすが「カイゼン」のトヨタ、 2代目になって今述べたような弱点を見事にしらみつぶし的に消してきましたね。 今回試乗してみてプリウスを全世界に展開していく意気込みのようなものを強く感じました。
 エンジン性能は自分の普段の足である316tiと遜色ないですし、 それで神戸市北区でレギュラーガソリンで20km/lはいくらしいですから大したものです。
  足回りも結構ハード志向になりました。レクサス等の海外展開で大分勉強したんですかね。まあ、 試乗したのがその方向に振った車種であることもあるんでしょうけれど。
 シートもBMWに比べればまだ柔らかいですけど、以前のようなフワフワ船酔いシートではなくなっています。 これくらいなら妥協できるレベルかな。 後席もフォルムの改善と大分シートを落とし込んでいるのとで176cmの自分が座ってもまだわずかに隙間があります。 後ろにバッテリーを積んだ上によくもまあこれだけカイゼンできるもんだなあ、と妙に感心してしまいました。

 あえて気になった点をあげると、運転席からボンネットが殆ど見えない事、後方視界が悪い事、 売りにしているはずのインテリジェント・パーキング・ アシストがそれほど使い物にならない代物であること、 このような先進的車であるのにサイドエアバッグがオプションであること、など。
 また、燃費に関しては決してハイブリッドだけで解決しているのではなく、 かなり個性的な空力ボディやタイヤなどで稼いでいることもちょっとせこい(^_^;)かな。

 徳大寺有恒先生が「間違いだらけの車選び」において選考基準に 「開発コンセプト」を導入した時代にはそんなもの車購入になんの役に立つ? と言う冷笑が浴びせかけられたものでした。斬新的なコンセプトを以てプリウスが登場した事により、

 

ようやく時代が徳大寺先生に追いついた

と感慨を覚えたものでしたが、今回の試乗でプリウスも2代目を迎えて、 「コンセプト優先でやせ我慢して乗る車」から見事に脱却した印象を強く受けました。

 BMWに比してドライビングプレジャーという面ではまだまだはるかに及ばないとは思いますが、それ以外では金銭面を含めはるかに魅力的ですね。当分悩む日が続きそうです。

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2006/01/29

マル秘お宝車スポット

donto-parking060129
 今日は久しぶりの小春日和でした。午前中仕事した帰り、あまりの陽気に遠回りして帰ろっと、と思い立ち、三木の方に進路を取りました。目的は衝原湖にある呑吐ダム前の駐車場。景色が良いのでツーリングコースになってることや、近くにカート練習場があることなどが理由だと思いますが、いつの頃からか、ここに天気の良い日は、お宝車やバイクを持ってる人が集結するようになりました。
 ダムに近づくにつれ、サイドカー付きのハーレー・ダビッドソンや輸入オープンカーでツーリングしてるグループが増えてきました。そして、駐車場につくとーー、案の定、駐車場はお宝車・バイクで一杯!(^^)!。湖も太陽が降り注いできれいだし、遠回りした甲斐がありました。ではその一端を紹介しましょう。

NSX まずはHONDA NSX。バブル時代に作られた1000万円超のスーパーカー。日本の産んだスポーツカーの中でも飛びぬけた存在であったといえましょう。先日紹介した徳大寺有恒先生の「間違いだらけの車選び」でも、そのハンドリングは絶賛されていましたが、スタイリングはこき下ろされてました^^;。でも、この車がしょっちゅう路上を走っている時代が確かにありました。

celicacoupe 今日はこの車を見ることが出来たのが収穫(^^♪。みなさん、わかりますか?30歳台以下の方はあまりピンと来ないと思いますが、私にとってスカGや117クーペ並みに憧れの車だったんですよ~。
 実はこれ、初代セリカなんです(トヨタセリカクーペLT)。その流麗なスタイリングで一世を風靡しました。このクーペが出てしばらくしてハッチバックが出て、更に人気に火がつきましたが、わたしはこっちの方にずっと憧れてました。

morgan よくこの辺をモーガン倶楽部が団体でツーリングしてるので、モーガンだと思うのですが、ちがうかな?クラブ・ロータスって書いてありますが、セブンなんか見たことない幻の車だし、よく判りません。どなたかご存知なら教えて下さいませ。とにかくカッコイイことだけは間違いありませんでした。

suparcars

countach いよいよスーパーカーらしいスーパーカーが並んでいるあたりへ。「サーキットの狼」でスーパーカーが一世を風靡した頃の代名詞的存在だったランボルギーニ・カウンタック。まだ現役で走ってるのがあるんですねえ。当時もむちゃくちゃ速いが作りはぼろい、日本で使うと浸水する、とか言われてましたが、こういう天気の良い日に見るとやっぱり映えますね。

ferrari ランボルギーニといえばやはり大御所フェラーリが無いといけません。ということでやっぱり隣はフェラーリでした。多分328だと思います。オープンにしておられたので、あのマニュアルシフトギアを拝むことができました。ありがたやありがたや(^O^)。

最後におまけ。ランボルギーニのエンブレムです。

lanborghini

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2006/01/23

間違いだらけのクルマ選び最終版

 車好きなら知らぬもののない徳大寺有恒先生が、30年間に渡って執筆してこられた「間違いだらけのクルマ選び」がついに終わるそうです。オーマニにも菅野沖彦先生と親交の深いことで有名ですよね。
間違いだらけのクルマ選び (最終版)
間違いだらけのクルマ選び (最終版)

 第一刊が発売されたときの異常なまでの反響は良く覚えています。何しろそれまでクルマ会社に気兼ねしてタブーとされていた、車会社やその車種に対する批判を堂々と活字にしたのですから、確かに画期的でした。案の定、偽名(ペンネームですよね^^;)だが何て奴だ?とクルマ会社が血眼になって著者を探したり、ぼろかすに叩かれた車のオーナーがかんかんになって出版社に抗議したりと日本中蜂の巣をつついたような騒ぎでした。

 個人的にはその頃入っていたクラブの先輩が日産ヴァイオレットを新車で購入されたばかりだったのですが、これを

何のためにこういう車種を作ったのか意味不明、買う値打ちも無い

と徳大寺氏が評価したもんですから、しばらくの間、みんなとっても気まずい思いをしたのを覚えています。ご当人は「ラリーに強いんじゃ」とつっぱっておられましたが。

 もちろん30年間やってこられた中には疑問に思う点もあるし、車種によっては明らかに依怙贔屓だと指摘されるものがあったり、時によって評価が一転したり、と言うことはありました。特に外国車びいきという批判は多かったように思います。
 しかし、日本の車会社に対して、新車開発に当たって明確なポリシーを持ち社会的責任も十分考えるよう求めた点、外国車の猿真似を厳しく戒めた点、消費者に値引きや下取りだけに惑わされることなく真に良い車とは何なのかを考えることを促した点、等々「クルマ選び」に思想、社会的責任を導入した事を通じて車社会の発達に寄与した功績は非常に大きいと思います。

 自分ももちろん車の買い替えの際には必ず読みましたし、NAVIやベストカーの評論はいつも気になってチェックしていました。最終版は新しい評論はなく、30年間34冊の車種評論のなかから代表的な150種をチョイスして部門別に振り返ったものです。従って読んだことのある文章ばかりですが、懐かしく30年間の車社会の歴史を振り返ることができます。個人的には

マークIIが完勝し、マークIIが消滅した

と言う事実がそのまま高度経済発展期から、バブル、ポストバブルに至る日本の栄枯盛衰を代弁しているように思われて、特に興味深かったです。

 徳大寺有恒先生、長い間ご苦労様でした。一生続けていかれると思っておりましたが、考えてみれば大変なご苦労、潮時だったのだと思います。先生の著書を読まなければホンダビートには出会えなかったでしょう、心からありがとうございました、と申し上げたいです。

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2005/10/12

レクサスの謎

 久しぶりに車の話題を。オーディオファン(AF)特設にRYUICHIさんがレクサスを入れて下さっているので時々見ているのですが、SCが予想以上に売れるので社長自ら不思議がっているそうです。正直私も不思議でしょうがない。別の意味で。
リンク: トヨタの渡辺社長が不思議に思う「レクサス」の謎 | Response..

 最初の話だと、レクサスはBMWユーザーをターゲットにしているとの事でした。BMWオタッキーズでもそういう話が7月頃に出ていました。
 でも今出ているアリストの後継車であるGSにしてもソアラの後継車であるSCにしても、一応BMWユーザーである私から言わせていただくと、全くデザイン的には食指が動きません。渡辺社長が

「こういうクルマは下取りをして買うケースが多いと思ったんですが、下取りをして買った人は半分ほどなんです」

とおっしゃっておられますが、BMWから買い換える人っているのかなあ?分析結果がでたら是非公開してほしいですね。

lexusSCbenzSL ところで皆さん、TVでレクサスSC(写真左)のCMが流れていますが、ベンツSL(写真右)の宣伝かと思ってしまったことありませんか?私は何回見ても間違ってしまい、家内からまた言ってる!と言われる始末です(涙。高級感が似通っているといえば褒め言葉になりますが、ハッキリ言ってベンツコンプレックス丸出し。フロントマスク、あからさま過ぎやしませんか??まあ、トヨタのお家芸といえばそれまでですが、もう少しオリジナリティ、プライオリティというものを大事にしてほしいです。

 自分もそうですが、日本車から外国車へ買い換える人の中にはこういう猿真似を嫌っての人が結構多く存在します。昔NIFTYのFICARにはそんな不満、批判の声が渦巻いておりました。日本の車会社のトップはまだそんなことは大したことじゃないと思っているようですがそんな認識で外車ユーザーを取り込めると思ったら大間違いです。

 と、声を大にしていいたいところですがーーー
 不人気車のソアラのバッジを付け替えるだけでこれだけ売れるとはーーー
 う~むーーー(ーー;)

 でもこれも一種の外車信仰なんだとしたら、買い換えるユーザーはトヨタ車からが多いのでは?もうすぐセルシオもレクサスLSに統合されるらしいですが、クラウンやセルシオからの乗換えばかりだったら、自分の首を締めることにはならないんでしょうかね。

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2004/11/24

私の車ヒストリー:BMW編+おまけ

最後は現行の2車、BMW編です。
FICAR.jpg

5:BMW525i 5AT(E39)(アークティックシルバー)
 直列6気筒2.5LDOHC(NA)、170ps/5500rpm、FR方式。
525i.jpg
 アコードインスパイアも子供が大きくなってくるとスタイリッシュさが災いして手狭になってきました。NAVIなどの影響を受けて物真似ばかりの日本車より次は輸入車をという気持ちを固めつつあった私は、まだ値のつくうちにと思って世紀末の1999年に次期車種を物色し始めました。
 昔大学時代の友人が乗っていたBMW2002を羨ましいなあと思っていた私はBMW3シリーズをまず念頭に置いたのですが、残念ながらキャビンスペースがアコードインスパイアとあまり変わりありません。そんな折、知人からMercedes Benzのディーラーの方を紹介してもらいました。後日そこに出向いてみますと、BMW3シリーズの一ランク上のEクラスで、E230という車種がマイナーチェンジで消失してしまうらしく今スゴい値引きができるとのコト。試乗してみると、何の不満もありません。走る、曲がる、止まる全て確実で大変出来のいい車だと感じました。ただ、何故か今一つ決め切れないところがあり即決はしませんでした。
 他にもいろいろと候補車種は検討しましたが、値引き、性能、リセールバリュー等E230の上に出るものはありませんでした。ただ、ベンツを検討するのならやはりBMWもと思ってディーラーへ出向きました。Eクラスと車格が同じものとなると5シリーズになります。そのベーシックグレードである525iを見たところそれでも私には十分ゴージャスです。試乗OKとの事で短時間街乗りをさせていただきましたが、最初の加速時のエンジン音はさすがシルキー6、巧くチューニングをとってあるなあと感じました。
 それから悩む日々が始まりました。

運転の楽しさ:BMWに軍配
値引、リセールバリュー、故障の少なさ、耐久性:ベンツに軍配

 と圧倒的にベンツ有利は見えています。時代も石油から電気や水素の方へいきそうだしいつまでも車道楽でも無いだろうとも思いました。と言うわけで殆どベンツに決めかけてはいたのですが、Benzに明日までに返事という夜になってもまだ引っかかるものがあり、つらつら考えておりました。結局翌日家内に事情を話した上で御断りの電話を入れました。こんなおいしい話にのってこないのかと驚かれていました。いろいろとネット上では書きにくい事もあったのですが、

車遍歴一丁上がりにはしたくない

という思いがベンツ購入を踏みとどまらせたのだと思います。その勢いでBMWに電話して購入を伝えました。
 やっぱり納車のときは嬉しくて当時のNifty Serveの輸入車フォーラム(FICAR)に長い感想をUpした事を思い出します。冒頭の写真はFICARのステッカーで、車の後ろで今でも輝いております。
 前回の記事で軽快さという点ではアコードインスパイアの5気筒の方が上だったと書きましたがBMWの優れているところは重厚ながらスムーズであるという点、圧倒的な余裕といったところでしょうか。またブレーキがすぱっと決まるのも快感です(ホイールがすぐ真っ黒になるのがツラいところ)。また1X0km/hを超えてからの高速の安定性がアコードインスパイアとは比べものにならないくらい優れています。固めのシートもホールド性が良く長時間運転しても疲れません。私の実家は奈良、家内の実家は香住ですが、今まで一回は休まないとしんどかったのに比して、ノンストップで走っても全く大丈夫なくらいです。家内は助手席に乗っているとすぐ眠たくなるといいます^^;。
 ただ例えば峠を走って運転を楽しむという点では出来ない事も無いのでしょうが、大き過ぎます。あくまでクルージングセダンだなあと感じています。

6:BMW316ti 5AT(E46)(フラメンコ・レッド)
 直列4気筒1.8LDOHC(NA),115ps/5500rpm,FR方式。
316ti-1.jpg
 BMWの車検で代車が3シリーズだったりするともう返したくないなあというくらい運転は楽しく、またBMWドライヴィングスクールで使用した初代tiシリーズの印象が私、家内とも大変良く、程度の良い中古の出物があれば、子供の練習にも丁度いいし、

tiならビートと買い替えてもいい

 と家内には伝えてありました。ただそうそう簡単には見つかるまいと思っていました。ところがあにはからんや、いとも簡単に見つかってしまったのです。以前1シリーズの試乗記を書いたのですが、その時に屋上にある認定中古車を見に行ったところ新車と見まがうような316tiが置いてあったんですね。値段もえ、これがこんな安いの?というプライスタグ。なんでもディーラーの女性が乗っておられたのを引き取ったのだそう。タバコも吸って無く大事に使ってあるし、走行距離も5000km程度。
 MTで無いのが惜しいところ、という意見はとうぜん却下^^;。
 ATでもシフトアップダウンはできる、とはいうものの実際に運転してみるとMTほどのダイレクト感は無く坂道の減速や高速に入る時の加速に使う程度かなという感じでした。ただ運転フィールは大変好ましいもの。3シリーズでも最小ですから機敏に動きます。
 でもって先日家に嫁いできました。ATだし屋根も外れないし凝るならオーディオか、というところで純正MDを外して貰いCarozzeriaの1DINを入れてもらいました。先日記事にした音場補正の出来るカーオーディオというのは実はこれにつけたのです。
 燃費は7-8km/L程度と聞いていて、え~525iと変わらんや無いの?と思っていましたが、まあ10km/Lはいくようです。先日はじめて淡河の峠を2、3速を使って走ってみましたが結構楽しかったです。4気筒ながら吹けあがりもスムーズでエンジン音もグッド!でした。

 以上3回にわたり私の車歴を書いてみました。一度まとめたいなあと思っていたので、きっかけを与えてくださった川原さん、りゅういちさんをはじめ車好きのブロガーの方には感謝です。また、最後にこれらの車の購入を可能にしてくれた、我が家の大蔵大臣にも感謝します。これこれ、筆頭執事のはむちぃ、そんなとこでカニッチと遊んでないであんたもお礼を言いなさい。
2.jpg
はーい、ご主人様。奥様に感謝でちぃ_(._.)_。

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2004/11/23

私の車ヒストリー:ホンダ編

前回の記事に続いて次はホンダ編。
beat-2.jpg

3:ホンダ アコードインスパイア AG-i 4AT(E-CB5)(コバルトブルー・パール)
 2L直列5気筒SOHC(NA)160ps(118kw)/6700rpm、PGM-FI電子燃料噴射、FF方式。
 90年代初頭、次の車を買うという時期になり、今度は私も本や雑誌を読みまくり必死で勉強しました。特に徳大寺有恒氏の「間違いだらけの車選び」シリーズは穴のあくほど読み返しました。そして

「モノの分かったやつはこの車を買う」

という評価にしびれホンダアコードを買おうと決めディーラーに出向いたのでした。ところがそこに物凄くカッコイイ車が試乗用に置いてあったのです。それがアコードインスパイアでした。この頃は各社が5ナンバーのセダンをクーペ的なフォルムにして販売促進を図っていました。これもそうで、アコードをベースにスタイリッシュセダンとして仕上げてありました。そして試乗させてもらって驚いたのがエンジン。アコードベースに無理やりスタイリッシュにしたためにスペースに無理があり苦肉の策として5気筒にしたのですが、とにかく恐ろしく軽く吹け上がり、そしてスムーズ。BMW6気筒を「シルキー6」と良く表現しますが、自分が今乗っているので自信を持って言えますが軽さという点では完全にそれ以上でした。さすがホンダと言わざるを得ません。またボンネットが低いのでフロントの視界が広いのも印象的でした。徳大寺さんの評価もこういう車にしてはまずまずで

「ちょっとジャギュアに似たシルエット」

なんて書いてくださっているのですっかりその気に(節操が無いぞ)。納車されたときは本当に嬉しかったですね。ちなみにこの車の成功に気をよくしてかホンダは3ナンバーに拡大してインスパイアという車種を作ってしまいました。これは完全に失敗といわざるを得ません。美人女優が歳をとって横幅が無残に広がってしまった、という感じの不恰好な車になってしまいました。
 とにかく良く吹けあがるエンジンなので運転するのが楽しくてしょうがなかったですね。FFですからドリフトなど出来ないのに運転テクニック関係の本を読み漁ったのもこの頃。でも結局この本のとおりに運転するのが一番という事を数年後には悟りました。

徳大寺有恒のクルマ運転術
徳大寺 有恒

by G-Tools

とはいえ、NAVIなどのカー雑誌を読み漁るうちにどうしてもMT車に乗りたくなってしまいました。家内と相談の末、禁煙を条件に購入したのがホンダビートでした。ビートのおかげで今の健康な自分があるといっても過言ではない(かも)!(^^)!。

4:ホンダビート versionZ 5MT(E-PP1)(エバーグレイドグリーンメタリック)
 3気筒660ccSOHC(NA)64ps・8100rpm、MTRECという吸気システム、MR方式。
 「S伝説の再来」と謳われた「ミッドシップ・オープン・2シーター」で、3連メーターといい、MAXの馬力の出る回転数と言い、ほとんどバイクのノリ。
 「バブルの申し子」とも言われていましたが、私の購入したのはバブルの崩壊した94年ごろで、ビートも命運がつきかけており、VersionZと言うネーミングで分かるとおり最終型で145万円と言うプライスタグでした。かなりの値引きの上にオプションとしてMOMOの純正ステアリングをつけてもらい購入決定。
 最初の1か月くらいは久しぶりのMTだし、トルクがピーキーなので運転に慣れるのにとても苦労しました。でもそのうち非力な車をトルクのピークで引っ張る快感を覚えてしまい病みつきに。良く六甲ドライブウェイや以前記事に書いた国道428号線箕谷ー淡河間の峠を走りました。それでもMTなのでニュートラルで流したりして燃費は15km/Lはキープできました。オープンにする機会というのは結局年に20日間もいかなかったかもしれませんが、それでもあの開放感は何物にも替え難いものがありました。
 そんなこんなで13万キロ以上付き合ってくれました。軽ですが、オープンなので剛性を高めるため非常にしっかりと作ってあり、ヤレはあまり来ませんでした。故障もあまりしませんでした。夜中に帰宅途中タイミングベルトが切れて泣いたことが一回だけ。「ビートポックリ病」といわれるデスビの故障もなし(途中で一回念のため交換しました)。家内は軽なのでペッチャンコにされるのではと事故をとても心配していましたが、大震災の混乱時と去年の二回追突されただけでした。
 でも数年前にディスコンになり、幌もシートも交換品が無いということは分かっていたので(そのあたりディーラーの対応は今一つ熱意が無かったですね)、お別れは近いと思っていましたが、先日の記事で書いたようにお別れの前はピッカピカにしてあげました。

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私の車ヒストリー:日産編

 ビート使いの川原さんRX-8を買われたりゅういちさんとこの頃また車好きの方のブログを見ることが多くなり、その熱気に当てられるとこちらもまた色々な過去の思い出がよみがえってきます。そこで、大したことはありませんが、今までの私のクルマ歴を振り返ってみることにしました。丁度日産が2台、ホンダが2台、BMWが2台ですので3回に分けて書いてみます。
 ちなみにたった6台しかないのに
3、4、5、6気筒、
NA、ターボ、
FF、FR、MR
軽、5ナンバー、3ナンバー、
セダン、クーペ、ハッチバック
すべて出てきます。節操が無いですねえ。唯一の矜持は流行には乗らないというところでしょうか。

1:日産スカイラインGTturbo MT(R30)(白)(グレード名は失念)
 2L直列4気筒SOHC+turboで145ps、FR方式、2ドアHTでした。
 1982年末ごろだったと思います。就職して初めて買った車がこれでした。いわゆるニューマンスカイラインと呼ばれたR30シリーズはマイナーチェンジが多く最後は確か鉄仮面のようなスタイルになりましたが、私の買った頃のはフロントのライトカバーが曲面を描いてサイドに回り込んでいる、当時のBenzを意識したようなフロントマスクでした。
 当時は排ガス規制の暗黒時代をやっと抜け出し各社が新しいエンジンの開発に燃えていました。またバブル前夜というべき時期でマツダの(ラグジャリー)コスモ、トヨタのソアラが一世を風靡していました。一方でファミリーカーとしてマツダの赤のファミリアが爆発的な人気を呼んでおり、まだ社会人1年目であった私も分相応にそれを当初は買うつもりだったのですが、職場の先輩から色々と説教され、断念しました。それなら思い切って憧れのスカGを買おう、とプリンス店に出かけたところ、

マイナーチェンジ寸前で1台だけ残っていて大幅値引します!

 というセールストークに即決してしまいました。うぶだったんですねえ。
 スカGというとDOHC直6というイメージが強いですが、それはGTRの話であの頃は無かったです。私のはシンプルなSOHC直4だったと思います。それでもターボが付いているおかげでスタート時の加速は親父のブルーバードしか知らなかった私には衝撃的でした。まだパワステも無くハンドルは重たかったですが、一本スポークのステアリングやコックピットのようなドライバーズシートでそれらしき雰囲気もあり、これがスポーツカーだなと気に入っていました。故障もほとんど無かったですが、2ドアハードトップで無理があるのか、ドアにガタが来やすかったのが難点でした。
 最も転勤の多く仕事もタフな頃を付き合ってくれた車ですので今でも懐かしく思います。以前に、辛い時などドライブしながらシャカタクや中島みゆきなどをよく聴いていたと言うという記事を書いた事があるのですが、それがこの車です。少々無茶もしました。もう時効として許していただきたいのですが、緊急の用事で真夜中に神戸市垂水区から福知山市まで1時間10分くらいで着いて驚いた事がありました。舞鶴自動車道の無い頃に地道で北上したのですから、一体どんな運転してたんでしょう。手放すのは惜しかったのですが、ドライブ好きの従姉夫婦が貰ってくれる事になり手放しました。

2:日産ラングレー(赤):
 SPECは---完璧に忘れました(爆。たしか4気筒1.6L、FF方式?確かチェリーが日産初めてのFFで後継車がパルサー、その兄弟車がラングレーという構成だったと思います。(違ってたらごめんなさい_(._.)_)
 リンクしたパンフを見ると鈴木阿久里がイメージキャラクターだったんですねえ。確かスカイライン・ミニと銘打って出た車ですが、何が似ているかと言うと、

後ろの丸目4灯だけ^^;。

というモロにプリンス系列ディーラー用の車でした。私が購入したのはハッチバックで「パワーステアリング」と言う大きなロゴがあったような記憶が。
 確か86年ごろ、子供も出来て小さいながら家も買ったのでお金がありません。とりあえず安いのを、とスカGを買った店に出向いて買いました。赤のファミリアを買う夢がこんなところでかなってしまいました^^;。とにかくまあ、ボロボロになるまで良くがんばってくれた、というのが素直な感想。この前の台風で甚大な被害が出てしまった豊岡でも3年を過ごしました。私のいた頃も凄い台風が来てその時も全国紙一面を飾りましたが、今回はそれをはるかに上回る被害で本当に心が痛みます。それはさておき豊岡は濃霧や大雪に見舞われる土地柄であまり洗車もしてやらなかったのにラングレー君はけな気に耐えていました。内装の方も子供がかじりたおしたりしてボロボロになりました。この車は次のホンダアコードインスパイアの下取りとして引き取ってもらいました。ほとんど値はつかなかったですがご苦労様でしたと言ってやりました。

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2004/10/28

カーオーディオの音場補正

 今頃何をと言われそうですが、ついにカーオーディオをカセットからCDにグレードアップしました。どうせ替えるなら音場補正できるやつを買おう、ということで選んだのがCarozzeriaDEH-P088です。
autotaeq

 2日間かけて一通りの機能を試してみましたが、あまりいじらない方がむしろ良い印象でした。そして今日いよいよ、音響特性の自動補正(タイムアライメントとイコライジング)に挑戦しました。まずは車を車庫に入れエンジンを切ってマイクをドライバーズシートのヘッドレストにセットします。
Microphone.jpg
次に本体側のセッティングをしてマイクをつなぎます。
Mic-Setting.jpg
そして測定開始。自分は車の外に出ます。あちこちから計測音が聞えてきます。結構長いことやってますがしばらくして自動終了。

 早速少し聴いてみましたが、さすがにタイムアライメント補正の効果はすぐに分かります。音場がすっきりし、どこから聴こえてるのか分かりにくかったヴォーカルが目の前に自然に定位します。プリンスの「Nothing Compares 2 U」ではプリンスとロージー・ゲインズの二人の位置関係がとてもよく判ります。これはなかなか良い!(^^)!。
Auto-TA.jpg
 エンジンを切ってあるのであまり長くは聴けず、イコライジングの効果はまだハッキリとは分かりませんが、一聴した印象ではナチュラルな方向にシフトしてるように思いました。それにしてもこの周波数カーブは一体なんだ(?_?)と思いませんか。車の中ってこんなに周波数特性が悪いんですねえ。
Auto-EQ.jpg
しばらく聴き込んで見たいと思ってます。


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2004/10/16

さらばホンダビート!

 もうすぐビートともお別れしなくてはならないので、最後の洗車をしました。
 平成6年型 HONDA E-PP1
ダークグリーンメタリックの車体で地べたをちょこまか走る様からあだ名はゴキブリ君
beat

10年間良くがんばってくれました。メーターが13万キロを超えています。MOMO製ステアリングはメーカーオプションでビート専用のものです。いまどきエアバッグも付いていないのは貴重かも^^;。
steering

真ん中が純正、左が最初に替えたRevoc、右が現在まで一番長く使っていた無限製アルミ削りだしシフトノブです。夏は火傷しそうに暑かったけど一番シフトフィールが良かったです。
shift_knob

運転席のシートの右肩部がどうしても乗り降りするたびにこすれるもので度々破れました。もうビート自体ディスコンですので替えのシートもありません。ゼブラ模様以外にする気にもなれず、結局2回パッチを当てました。
patched_seat


最後はやっぱりオープンの晴れ姿。
View image


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